超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【未知の生物との遭遇】那須正幹『ズッコケ海底大陸の秘密』

謎の生物が目撃され続けていたタカラ町。そんな中一人のダイバーが行方不明になったということ。どうやらその男性はカッパを追い求めていたようで…

【悩んだものたちに光を】伊吹有喜『BAR追分』

その人生に何も見出すことができない、困った…もしもそんなときに手を差し伸べてくれる誰かがいたならば…そんな手を差し伸べてくれる人たちがいます。どんなにダメな人でもね。

【余計なことはおやめください】芳野昌之『マルコ・ポーロ殿の探偵』

つらたんミステリーでしょうか。主人公のふるまいがマルコ殿と行動を共にできたのがうれしいのか、勝手に突っ走るんですよ。その結果は最悪の展開まで至ります…

【ちょっと癖が強いかな】小林信彦『〈超〉読書法』

あー、著者名見て思い出した…この人私にトラウマ植え付けた方だ。なので否定的視点で感想を書く場合があります、悪しからず。

【人のつながりがあってこそ】須田泰成『蘇るサバ缶』

つながりがなければ、工場で補完していた缶詰を売り切ることはかなわなかった…義援金のお礼として提供された缶詰。それがのちのち大きな力となっていくのです。

【まあ実は何となく…】平坂読『僕は友達が少ない5』

ああ~いけませんいけませんっ!!それは発覚してはいけないことなのですよ。というのがラストに待ち受けています。これってなかなか波乱を含んでいると思うのですよ…

【意外に誤用しているかも?】国広哲弥『日本語誤用・慣用小辞典』

真面目な誤用の本だけどたまに面白い言葉をぶっこんでくるのがイイネ!!結構誤用表現は用いがちです、たぶん私もやらかしているに違いありません。人生がエラーだって?やかましか。

【魔力のある奇書】藤原恵洋『上海』

魔力がありそうな年を扱うと、不思議な感じの文章となるのでしょうかね…歴史と外国人に翻弄され、中国だけれども中国でない不思議な都市だった上海の歴史と今。(当時)

【とてつもないボリューム】伊集院静『伊集院静 美の旅人』

豪華、という一言に尽きます。本の分厚さに驚きこれでもかとある写真に驚き。芸術方面には明るくありませんが芸術に生きる人の生きざまはやはりすごいな、と。

【これは大人げない】那須正幹『ズッコケ怪盗Xの再挑戦』

肝心の盗みを邪魔された怪盗Xは復讐の炎を三人組に燃やしてきたぞ!!情け容赦のない仕打ちに絶対絶命のピンチに!!だけれども…

【なぜかしっくりくる不思議】今井賢一『情報ネットワーク社会』

かなり刊行年が古いのだけれども案外違和感なく読めてしまうという不思議。ネットワークの付き合い方に関しては大事だと思うよ。今のご時世はなお一層ね。

【悲しき結末が待ち受ける】ダレン・シャン『クレプスリー伝説4』

この結末を読んだとき本編を読み切っていたのならば気が付くでしょう。歴史って繰り返すんだな…ただし一部に関しては異なりますがね。

【ある種禁書の問題作】山田風太郎『怪談部屋』

まあ著者名で大体お察しください案件なのだけれどもこの手のエログロが苦手な人は回れ右ね。奇形表現が結構えげつなくて狂気なのよ…

【隅から隅まで狂気】柳美里『フルハウス』

もはや狂気しかないんじゃないか、これ?というぐらいにどこからどこまでも登場人物が狂っています。ここまでよくも濃縮したものだと思います。

【暗雲が立ち込めてくるぞ…】平坂読『僕は友達が少ない4』

ついにかつての友達とつながった小鷹。しかしながら周囲にそれは秘密にしていました。だけれども、それが今度は厄介な事態をもたらしてきて…

【最強の敵現る】平岩弓枝『はやぶさ新八御用旅(六)』

これにてこのシリーズは終了。正直この前の巻含めてこの巻もあまり読むことは推奨しません。ページ数が少ないせいかいろいろ省かれている感が強いのです。

【なぜ平和はこないのだろうか】服部英二『文明の交差路で考える』

文明だけではこの本は収まらないような気がします。一つの物語であって、そして私たちがこれからどうするべきか考えさせられる本で。新書としては不思議な位置づけだねぇ。

【評論だけでも面白い】宇野功芳『新版・クラシックの名曲・名盤』

ちょっとだけ試みをしつつこの感想文を書いてみます。あまり違和感がなくなったところをみるとメタル聴きは損ではなかったかもクラシックを聴かなくても文章だけでもどうぞ。

【突然にすべてが一変する】那須正幹『ズッコケ脅威の大震災』

こういう本を読むと、ふっとあの災害を思い出すとなると…まだ心の傷はいえていないんだな。そりゃあそうだ、親戚亡くしたからな…このお話はどこででも起こりうる恐ろしい災害…

【最凶対最凶の最悪の対決】火浦功『大冒険はおべんと持って』

最凶なやつらを混ぜたらどんなことが起こるって?ロクなことが起きないに決まってるじゃないですか?なぜかその最凶レディーはみのりを目の敵にしてきて…

【生き物の美しさと人の醜さ】ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』

何の事実の確認もない人間が向ける悪意ほど恐ろしいものはないと思います。そんな悪意にさらされ、なんの救いの手もなかった一人の少女。彼女が成長したとき、ある悲劇が…

【あくまでも参考程度に】中沢孝夫『中小企業新時代』

この本は出版してから年月が経っているのでサラリとした感想とさせていただきます。あしからず。もはや時代が変わってきてどうすればいいかも大いに変化しているので。

【モノづくりが本来あるべきところ】池井戸潤『下町ロケット ヤタガラス』

現行はここまでとなっています。前後編の作品でしたがそれを読んだ価値がある!!と強く感じましたね。モノ作りは何のためにするか、というのを問われる作品です。

【バンパイアとして生きるということ】ダレン・シャン『クレプスリー伝説3』

ラーテン初めバンパイアは寿命がとてつもなく長いです。そのため人並みの恋愛は困難を伴うもの。今回またもや恋をしますが思わぬ形で終わりを告げてしまうのです…

【最後の最後まで油断ならぬ】佐藤賢一『ハンニバル戦争』

この歴史の本を読むのは初めてかも…私は残念なことに歴史ものは得意ではありません。おそらく学習のトラウマと思われます(笑)でもこの作品はよかった!!と思えましたね。

【ついにラストに…?】平坂読『僕は友達が少ない3』

最後まできっちり読みましょうね。なかなか重大な事柄が出てきますので。夏休みでも彼らは相も変わらずすっ飛んでおります。一通り充実した部活動(?)を行っているようですよ?

【紫水晶が導く事件】平岩弓枝『はやぶさ新八御用旅(五)』

身元不明のその女性は、紫水晶を持っておりなおかつ白髪だった…そんな事件からはじまる今回の旅。何やらそこにはとんでもないものが隠れているようで…

【王道は本当にないんだ】那須正幹『ズッコケ三人組のダイエット講座』

誰がダイエットするかはもうお判りですね…だけれども結構ショッキングな展開とイラストが待っているので覚悟のうえで読んでください。本当はさ、どの体系でもいい、と言えればいいけどね。(日常生活が送れないほどはダメよ!!)

【絶対神をも動かすしたたかな女】中村文則『王国』

一応主人公は娼婦という扱いとなっていますが、おそらく地位のある人専門の美人局だと思われます。だけれどもあの存在がやはり付きまとい…

【植物から巻き起こる出来事】朝井まかて『実さえ花さえ』

時代小説ですが、主人公は武士ではないのがユニークですね。花師と呼ばれる職業でいわゆる植物の品種改良をしているのが近いかな。何やら男にはある過去が…