超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

読書(ノンフィクション)

【人が人では…ない】鎌田慧『ドキュメント労働者!』

今と違って昔の労働環境はよいとは言えませんでした。特に単純作業系は最悪もいいところ。そして職業病も数多く…そんな劣悪な環境に反旗を翻した人もいるのです。

【人のつながりがあってこそ】須田泰成『蘇るサバ缶』

つながりがなければ、工場で補完していた缶詰を売り切ることはかなわなかった…義援金のお礼として提供された缶詰。それがのちのち大きな力となっていくのです。

【人が人でなくなるとき】鎌田慧『自動車絶望工場』

タイトルに相違なしの作品です。つらさ、不条理さがひしひしと伝わってくるノンフィクションです。著者は最高期間の6か月、この恐ろしい職場にいました。もうね、何も言えねぇ…

【結局牙をむく】ロバート・K・レスラー/トム・シャットマン『FBI心理分析官』

この本は読む際に冒頭の写真の扱いには要注意です。いわゆるbodyというやつです。(英語でぼかしました)環境一つで人は振り切るほど狂ってしまうものなんだ…

【直接かかわったからこそ】渡辺敬一郎「最強の名馬たち」

私はギャンブルとしての競馬は興味はない人です。ただし、育種としての競馬は興味があります。なぜかって?人間ではありえないほどのインブリードがあったり気質面に関してとか気になるので…

【男は人々を欺き、犯罪を重ねた】佐木隆三「復讐するは我にあり」

実際にあった凶悪犯罪となります。名前は違いますが、この本の登場人物の名前でもちゃんと出てきます。なぜに彼はこれほどまでに犯罪を重ねてしまったのか…

【環境は…】クリス・コスナー・サイズモア,エレン・ピティロ「私はイヴ」

多重人格を扱っている作品はこの作品じゃない、アルジャーノンのあの人のが有名かな。でもこんな作品もあるんですよ。多重人格では稀有な被虐待からそうなった人ではないケース。

【あの大会の裏側】川嶋伸次「監督」

新年を彩るあの大会。そこには様々なドラマが繰り広げられます。この本ではあの山の神がいたチームです。でもね、意外だったのは「優勝」の冠がなかったこと。

【できることは、今だ対策のみ】早瀬圭一「人はなぜボケるのか」

人は必ずおいていきます。この今現在では。そして頭脳も衰えていき当たり前の行動ができなくなってしまいます。それが「認知症」もしも、家族が、親しい人がそうなったら…

【~したいというものは、本当に尽きないもの】増田晶文「果てなき渇望」

人にはあらゆる欲求というものが存在します。物欲、支配欲、そして変身願望…その変身願望というのは本当にどこまでも尽きないものなんですよ…

島袋修「公安警察スパイ養成所」

絞られ続けた駒はこの世から逃げてゆく…