超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

2022-01-01から1年間の記事一覧

【根性論はロクなことないぜ】那須正幹『花のズッコケ児童会長』

読書(児童書)

基本このシリーズは児童文学だけれども大人が読んでも気づかされることが多いです。この本では児童会長選挙だけど実際の選挙でも大事なこと、書いてあるんですよね。そう思うと…

#読書 #感想 #児童書 #選挙

【嘘と、弱さ】道尾秀介『透明カメレオン』

読書(その他)

その男性は、とてつもない声の力を持っていました。しかしながら現実はさえない男。そのギャップに苦しんできました。そして、その彼を知る謎の女性が現れたとき…

#読書 #感想 #嘘

【寂れた神社の忌々しい事実】高田崇史『QED 神鹿の棺』

読書(ミステリー)

最新刊まで追いつきましたね。今回は茨城が舞台です。有名な神社には思わぬ秘密が存在していたようで…そして出てくるわよ、血なまぐさい事実がね…

#読書 #感想 #ミステリー

【結構いろいろな種類があったり】日本酒類研究会『知識ゼロからの焼酎入門』

読書(その他)

私も一応時々(週1程度)飲酒をする習慣があります。焼酎は推しの焼酎がありますが最近は飲んでおりません。だけれども、水割りでもお湯割りでもおいしいんだ。実はこの本中で紹介されています。

#読書 #感想 #焼酎

【みょうちくりんな生き物たち】尼岡邦夫『深海魚』

読書(その他)

日常の生活の中ではお目にかかることのできない深い深い海の世界。そこには光が届かない、かつ食料資源も乏しい中で工夫を凝らして生き延びる魚たちがいるのです。

#読書 #感想 #深海魚

【声をなくした少年の行き着く先】スティーヴ・ハミルトン『解錠師』

読書(ミステリー)

この作品はミステリー分類ですが一人の少年だった人間のたどった記録、と言ってもいいでしょう。なぜ彼は犯罪へと身を任せなければいけなかったのか…

#読書 #感想 #ミステリー

【人というものは勝手ですなぁ!!】ロバート・シルヴァーバーグ『生と死の支配者』

読書(SF)

その男は、命の選別をする権限を持っていました。冷酷そのものな男。だけれども、一人の男の関係者を殺す勇気はなかったようで…だけれどもその決断はやがて大きな争いとなるのです。

#読書 #感想 #SF

【人よ、傲慢さに気づけ】ジェイムズ・P・ホーガン『断絶への航海』

読書(SF)

本来の畑に帰ってきた気がします。やっぱりSFは読書ライフの始まりだけあってよいものです。この作品は序盤に意味深な描写があります。でもフィクションだからね…と言い切りたい。

#読書 #感想 #SF

【ひどい名前を付けてさしあげない】村上春樹/安西水丸『村上朝日堂の逆襲』

読書(その他)

今回も濃いお話、集まっています。なるほどな、と思えるのもあったり。そして今回は画伯ではなくて別のちょっと癖ありな人が変な名前を付けられてしまっています。かわいそうに…

#読書 #感想 #エッセイ

【結構問題作だったり】那須正幹『ズッコケ山賊修行中』

読書(児童書)

これは児童文学だけれども無茶苦茶考えさせられる作品。どうして三人組はこの圧倒的絶望な状況から抜け出せたのか…ちゃんと答えはあるのですよ。

#読書 #感想 #児童書 #賛否両論

【文章を書く人の一生の命題】松林薫『迷わず書ける記者式文章術』

読書(その他)

文章を書く、ということは何回やってもなれないものです。なぜかって、このニッチもニッチの果てのこのブログを見りゃあわかるだろ(苦笑)ただし主要なポイントというのはあるわけでして…

#読書 #感想 #文章術

【なぜ彼は齢77にして立ち上がったのか】高田崇史『QED 源氏の神霊』

読書(ミステリー)

次で最新刊になりますね。(一応ガイドブックが来年出るみたい、楽しみ)おや、誰かが幸せになったみたいだぞ。ということで短編の答え合わせがここで登場します。今回は…割と素直よ。

#読書 #感想 #ミステリー #源平合戦

【あれ…なんかおかしいぞ?】南伸坊『本人遺産』

読書(その他)

本を開くまで、まじめな本だと本気で思い込んでいた中の人がおります。(実話)本を開いて頭が爆発しましたね。何やら怪しいツラににらまれてるぞ、私ってね。

#読書 #感想 #ブラックユーモア

【本の厚みに世界を感じよ】平出隆『鳥を探しに』

読書(その他)

詩を書く人の作品はなぜも文章が綺麗なのでしょうか…ただし、文章に美を込めるのでルビはほとんどありません。そのため少しばかりレベルが高いです。

#読書 #感想 #散文

【知らないほうがいいこともある】入江曜子『溥儀』

読書(新書)

この名前はある映画で有名ですね。私はその映画の曲だけはなぜか覚えています。だけれどもその生涯の仔細は…だと思います。ただし、本当に読書注意なものよ…

#読書 #感想 #新書 #清朝

【人は、旅に惹かれてゆく】長田弘『詩は友人を数える方法』

読書(その他)

人の楽しみはそれぞれあります。旅、もその一つでしょう。この本はアメリカを旅していく作者のお話。その中には詩が登場しています。あまり知られていない人が多め。

#読書 #感想 #詩

【恐怖メーター、振り切るぞ】『恐怖小説コレクションIII 夢』【再読】

読書(その他)

ここからは近代の作家。有名どころがまあまあひでぇぐらいにおっかないんだわ。約2名。1名は変態的に恐ろしい、もう一人は理不尽しかなくて恐ろしい。恐ろしさしかないぞ。

#読書 #感想 #恐怖 #安眠不確定

【冒頭の本気】那須正幹『ズッコケ財宝調査隊』

読書(児童書)

このシリーズも9冊目。今回は夏季合宿でお化けで腰を抜かしたモーちゃんが主人公となります。どうやら亡くなったモーちゃんの母の兄がある秘密にかかわっていて、それを探ろうとするのですが…

#読書 #感想 #児童文学

【何たるドS具合よ】村上春樹 安西水丸『村上朝日堂』

読書(その他)

私は著者の小説としてのそれは才能は間違いないとは思っていますが文章は正直好きではありません。多分アンチに入っちゃうんだろうな…(ただけなすオンリーはしないよ)ただし、エッセイは面白いのよね。意外な一面も見られるし。

#読書 #感想 #エッセイ

【人というものは失敗を…】磯田道史『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』

読書(新書)

この本の形態はあまりにも有名な作家さんの紹介本だけれどもこの1冊だけでもとっても情報量が多く、優秀すぎるほど。なぜ歴史を学ぶの?の答えにもなると思います。

#読書 #感想 #新書 #歴史

【適切な距離の本音から】桶谷功『インサイト』

出版年が出版年のために内容は残念ながら古い部分があることは否めません。だけれども本音をある程度付いたセールスは大事だと思うのですよ。

#読書 #感想 #マーケティング

【とことんっ、までに救いがねぇ】高田崇史『QED 優曇華の時』

読書(ミステリー)

タイトルにサブタイトルがつかないのでガチもんの作品となります…が読後感の最悪さもキングクラスの代物です。こんなにため息が出てくる作品あるよ…?

#読書 #感想 #ミステリー

【こういうの勘弁して…】柳田邦男『生きなおす力』

読書(その他) 読書時注意!!

～であるべき、と論じてしまう本には正直ろくなものはないと思っております。この本もその手の本に入る代物。気持ちはわかるのだけれども歩み寄らない姿勢に疑問を感じるんですよ。うっかり…と言ってしまいそうになるのを我慢。

#読書 #感想 #これはひどい #読書非推奨

【まさに娯楽作品】江島其磧『世間息子気質・世間娘容気』

読書(その他)

いつの時代にも娯楽作品といえるものはあるということ。この作品は大体ダメな例な息子・娘が出てきますがそうでないのも出てきます。読んでいて面白いのはダメな方…

#読書 #感想 #江戸時代 #風俗小説

【お墓の埋葬物の人で終わりがち】鶴間和幸「人間・始皇帝」

読書(新書)

よく名前は聞くと思うけれども詳しくは知らないという人が多い歴史上の人物がいます。この方もそうだと思うのですよ。結構でっかいこともやっているけど、彼亡きあとは悲惨よ…

#読書 #感想 #新書 #中国史

【すり替えられた荷物には秘密が】那須正幹『こちらズッコケ探偵事務所』

読書(児童書)

モーちゃんに悲劇が訪れる!!ある荷物の間違いから彼は誘拐されてしまいます。どうやらそのすり替えられたプレゼントにはある秘密が隠されていたようなのですが…

#読書 #感想 #児童書 #探偵

【もはやこれはねぇ…】森清『選び取る「停年」』

読書(新書) もう使えぬ

変なタグを入れて紹介しているのは気にしない(笑)残念ながらこの本は年代ゆえに賞味期限切れの趣が強いです。ただし、それでもまだ役に立つ部分はあります。それぞれを思いやること。計画はきっちりと。

#読書 #感想 #新書 #労働 #賞味期限切れ

【背筋がなんとなーく…】『恐怖小説コレクションII 魅』【再読】

読書(その他) 読書時注意!!

出てくる作家の中に確定で「エログロ」の方がいらっしゃいます。結構えぐい表現が出てくるので読む際には気を付けてね!!でも彼の持ち味はそこなので「だがそれがいい」なんですけれどもね…

#読書 #感想 #ホラー #エログロ

【圧倒的詰みな二人＋1匹】阿部和重 伊坂幸太郎『キャプテンサンダーボルト』

読書(その他)

片方の著者の方は多分、短編集以外ではお初。有名作家を読む機会がないのがバレバレだよアンタ(笑)だけれどもなぜ面白いかは理解できましたね。

#読書 #感想 #テロ

【戦いばかりではなくて…】坂井孝一『考証 鎌倉殿をめぐる人々』

読書(新書)

例の13人のあいつです。だけれども中の人はドラマ系が大変苦手なのでSNSを見て「へー、いろいろと異色の作品なんだ」と感じた次第です。まだまだ謎があるものなんですね。

#読書 #感想 #新書 #歴史