読書(SF)
最凶なやつらを混ぜたらどんなことが起こるって?ロクなことが起きないに決まってるじゃないですか?なぜかその最凶レディーはみのりを目の敵にしてきて…
スタイルもよくてとっても美人さんだ。だけれどもな、彼女はとてつもない危険人物なんだぜ!!だってマッドサイエンティスト(危険度∞)だからね。今日も猫又ジャーナルの面々は修羅場です。
一種つながりがある感じの作品ですね。登場人物が作品通して流用されている場合が多いので。人の気持ちを読み取れたり、予知出来たり…でもあってもいいことばかりじゃないんだよね。
作品としては相変わらずの疾走感とハラハラドキドキの展開で総じて良かったです。だけれどもね…終盤なんかおかしく感じるのよね。気のせいじゃないよね?
最終巻にふさわしい内容ですね。真の裏切り者は本当にそばにおりしかも尻尾を出してはいない。最も危険なやつです。不安材料がついに表面化してしまいました。
苦労して苦労の末に結果を得るものもよいけれども、チート的なものもあっていいじゃないか。敵を出し抜くって、最高だなぁ!!(ただし犠牲も多いけど)
純粋ミステリー作品以外、大体SF作品は読んでしまったのでもう会えないかもと思っていました。この作品はSFミステリー、宇宙人はなぜ殺される羽目に…?
月が、月ではないだと…!!そんなウソのような本当のお話なのがこの作品。擬態していたのは巨大な宇宙戦艦だったのです。どうやらある訳があって、隠れていたようですが…
これは…SFとしてはかなり珍しくエロスが割と前に出ています。まあ主人公がとんでもないダメ男ということは目をつぶっておきましょう。(つぶれる範疇は超えていますけど)
∞号のもう一つの冒険。これのみ長期の冒険だったようですね。まったく人とは違った獣人たちの住まう世界。彼らはあるものを重要視していたのです…
実に壮大な作品なのですよ。だけれどもページ数は多くなく230ページ前後でございます。ちゃんと盛り上がる場面もご用意されていますぞ!!
家にある本を引っ張り出してきた。かなり久しぶりですね、このアンソロジーを出すのも。やっぱりはSFはよいものなのじゃ。私のすべての出発点だから。
SFの要素も出てくるけれどもそうでない分もあるので分類がしがたいわね。才能あふれる著者の渾身の作品。ただしプライベートは決して順風満帆ではなかったのです。
これはすんごい奇書じゃないかな。意味を求めて、真意を求めようとすると重症クラスのけがを負ってしまうやつ。まあもともと彼のほかのシリーズもそのテのだけどね…
これでこのシリーズは完結。盛り上がりはこの巻が最高だと思います。ひょんなセルダンの好奇心が招いてしまった災難(?)とんでもない敵まで出てきます。
タイトルの後ろに変なのがついているけど気にしない!!この作品は今読むと現実化しているものが結構あったりします。ただしこの作品のように何かの装置を使うまでは…あるか、確かに。
サイバーパンクの大家の新シリーズ作品です。ただし、この作品はまだサイバーパンクというものが本格的に出る前の時代かな?そういう描写はほとんどなくそれにつながる「道具」の争奪戦という体をなしています。
きっと読んでいて、落差を覚えるかもしれませんね。「なんて読みやすいんだ…!!」でも前の巻の方はそういうスタイルですので…今回は心地よい読み心地できちんとファンを喜ばせる描写もあります。
出版年は1953年。随分と昔の作品で…ちなみにタイトルには異次元とは言っていますが原題は違います。原題は『コスティガンの針』といった感じかな。これは博士の名字ね。
ついにこのシリーズに手を出すことができた…のですがなんで軒並みレビューが低いのかは理解ができた気がします。本編にない設定、入っていやしませんかね?それとこの方の文は難解すぎるのよ…
その男は、命の選別をする権限を持っていました。冷酷そのものな男。だけれども、一人の男の関係者を殺す勇気はなかったようで…だけれどもその決断はやがて大きな争いとなるのです。
本来の畑に帰ってきた気がします。やっぱりSFは読書ライフの始まりだけあってよいものです。この作品は序盤に意味深な描写があります。でもフィクションだからね…と言い切りたい。
この作品は有名ですね。だけれどもともとがコアなレーベル(現存しません)の細管物なので内容は実に難解といっても過言ではありません。ただし、こういう事象は現実でも…
現在(2022年5月10日現在)この本の次のシリーズはまだ完結されていません。ただしほんの少し主要人物の描写があるところで切ない感じがありそうなのは理解できることでしょう…
一連のシリーズの締めを飾る3巻目。どうして一心同体の彼らの絆は切れてしまったのか?それはボイルドの目的によるものでした…
このシリーズは2巻目。次で一応ラストとなります。ボイルドとウフコックたちの前には巨大な陰謀が立ちはだかります。ギャングや財政・法曹界までも巻き込む巨大なもの。そしてその一部の人間には恐ろしいまでの真っ黒な事実が…
前作の終わり際に結構意味深な描写があったので絶対この部分は押さえるとは思いました。この物語は前作の天敵、ボイルドのお話…
元々は3分冊の本でこれは合本版なのでページ数がえらいことになっています。この映画はまあ本を読んでいけばアニメ化向きの本ですでにそうなっています。一人の少女が困難を乗り越え、自分にも向き合っていく物語でもあります。
長かったこのシリーズも、いよいよこれでおしまいます。再び人類の前に、にっくきマンティスが姿を現します。だけれどもどうやら今回は様相が違うようですよ…
今回はそれぞれの作家さんが共通のテーマで屍者のいる世界を書いております。どこかで見たことがある人や世界観が出てくるのでとっつきやすいかな。