読書(SF)
SFの要素も出てくるけれどもそうでない分もあるので分類がしがたいわね。才能あふれる著者の渾身の作品。ただしプライベートは決して順風満帆ではなかったのです。
これはすんごい奇書じゃないかな。意味を求めて、真意を求めようとすると重症クラスのけがを負ってしまうやつ。まあもともと彼のほかのシリーズもそのテのだけどね…
これでこのシリーズは完結。盛り上がりはこの巻が最高だと思います。ひょんなセルダンの好奇心が招いてしまった災難(?)とんでもない敵まで出てきます。
タイトルの後ろに変なのがついているけど気にしない!!この作品は今読むと現実化しているものが結構あったりします。ただしこの作品のように何かの装置を使うまでは…あるか、確かに。
サイバーパンクの大家の新シリーズ作品です。ただし、この作品はまだサイバーパンクというものが本格的に出る前の時代かな?そういう描写はほとんどなくそれにつながる「道具」の争奪戦という体をなしています。
きっと読んでいて、落差を覚えるかもしれませんね。「なんて読みやすいんだ…!!」でも前の巻の方はそういうスタイルですので…今回は心地よい読み心地できちんとファンを喜ばせる描写もあります。
出版年は1953年。随分と昔の作品で…ちなみにタイトルには異次元とは言っていますが原題は違います。原題は『コスティガンの針』といった感じかな。これは博士の名字ね。
ついにこのシリーズに手を出すことができた…のですがなんで軒並みレビューが低いのかは理解ができた気がします。本編にない設定、入っていやしませんかね?それとこの方の文は難解すぎるのよ…
その男は、命の選別をする権限を持っていました。冷酷そのものな男。だけれども、一人の男の関係者を殺す勇気はなかったようで…だけれどもその決断はやがて大きな争いとなるのです。
本来の畑に帰ってきた気がします。やっぱりSFは読書ライフの始まりだけあってよいものです。この作品は序盤に意味深な描写があります。でもフィクションだからね…と言い切りたい。
この作品は有名ですね。だけれどもともとがコアなレーベル(現存しません)の細管物なので内容は実に難解といっても過言ではありません。ただし、こういう事象は現実でも…
現在(2022年5月10日現在)この本の次のシリーズはまだ完結されていません。ただしほんの少し主要人物の描写があるところで切ない感じがありそうなのは理解できることでしょう…
一連のシリーズの締めを飾る3巻目。どうして一心同体の彼らの絆は切れてしまったのか?それはボイルドの目的によるものでした…
このシリーズは2巻目。次で一応ラストとなります。ボイルドとウフコックたちの前には巨大な陰謀が立ちはだかります。ギャングや財政・法曹界までも巻き込む巨大なもの。そしてその一部の人間には恐ろしいまでの真っ黒な事実が…
前作の終わり際に結構意味深な描写があったので絶対この部分は押さえるとは思いました。この物語は前作の天敵、ボイルドのお話…
元々は3分冊の本でこれは合本版なのでページ数がえらいことになっています。この映画はまあ本を読んでいけばアニメ化向きの本ですでにそうなっています。一人の少女が困難を乗り越え、自分にも向き合っていく物語でもあります。
長かったこのシリーズも、いよいよこれでおしまいます。再び人類の前に、にっくきマンティスが姿を現します。だけれどもどうやら今回は様相が違うようですよ…
今回はそれぞれの作家さんが共通のテーマで屍者のいる世界を書いております。どこかで見たことがある人や世界観が出てくるのでとっつきやすいかな。
長かったシリーズもこれにておしまいとなります。当初はここまでは書かれないはずだったんですよ…?ついに機械に押圧され続けた人類に逆襲のチャンスが訪れます。まるで一人の青年を待つかのように…
どこまでも救いようのない作品というのが存在します。この作品もそんな感じでしょう。人類はどこまでもどこまでも、数を減らしていくのですから。
マンティスの意志を振り払いなんとか彼の手から逃れたキリーンたち。しかしながらそこでも困難が待ち受けることとなります。だんだんとキリーンの統率も限界になったとき、事件が起きるのです。
どうあがいても絶望としか思えないこの作品。絶対的存在の「マンティス」ついに人間たちはそれに捕捉されてしまいます。どうやって彼らはその鎖から抜け出すのか…
シリーズ3作目です。なぜか以前読んでいた模様です…(笑)今回は刊行順に読んでいるので。機械が圧倒的優位に立つ時代で何とかして生き延びようとする人間たちの物語です。
なんという長さ、そしてまどろっこしさ。これしかも全8冊なんですよ。(うち3巻目・4巻目上下巻)訳がかためなのと真意をくみ取りづらいがゆえにとっつきづらさを覚えるかもしれません。
最近新刊も出た模様(およそ1週間前)のこのアンソロジー。+要素になっていますが最初に出てくる作家と最後に出てくる作家は超有名どころが構えておられます。
ライトなものからヘヴィーなものまで。例にないほどの巻数のアンソロジーはこれでひとまず「完」でもおわかりでしょう、ちゃんと続きます。しかも新刊も出るとか…
シリーズもあっという間に9作目となりました。もう数冊で読み終えちゃうのかー…今回は面白系の作品が光るのと、今となっては親近感の枠要素を扱った作品が印象的なものがありましたね。
このアンソロジーも長く取り上げていますね。ですが巻によって本当に色が変わります。今回はゴリゴリハードなSFが目立ち、印象に残るものばかりでした。
SFといっても様々な種類があるものです。このアンソロジーはややごりっごりのSFは少ないといった感じ。だけれどもそうでない作品にもグッとくるものがあるんですよね…
各々が求めるSF作品というのがあります。もしも、それがばっちりハードな作品を求めている場合、この作品は期待には沿えないかもしれません。ただし、日常にさりげなくSF要素を、ならばご期待には沿えるかと。