超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

狂気

【負の歴史は何度でも繰り返される】吉田修一『愛に乱暴』

こいつらみんないかれちまってるぜ…!!こういう作品は読後感は大変よろしくはないですが個人的には好物ですよ!!これぞフィクションの醍醐味。

【隅から隅まで狂気】柳美里『フルハウス』

もはや狂気しかないんじゃないか、これ?というぐらいにどこからどこまでも登場人物が狂っています。ここまでよくも濃縮したものだと思います。

【狂気、そしてまた狂気。さらに狂気】折原一「倒錯の死角」

ミステリー作品の中には時に狂気に満ち溢れているものがあり、それも魅力の一つではあります。しかし、この作品は丸ごと恐怖、ええほぼすべてがよく考えれば「狂気」なんですよ…