超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【あくまでも参考程度に】中沢孝夫『中小企業新時代』

明日はお休みだろうな…

まあ、体はいつでも休みたいので…

 

 

 

 

中沢孝夫『中小企業新時代』

中小企業新時代
中沢孝夫

岩波書店 1998年09月

by ヨメレバ

 

 

 

 

技術・技能の力

中小企業の魅力はこれに尽きるでしょう。

大企業ではできないことをやってのける。

なぜならばその技術をやるにはあまりにも…なものが

数多いから。

 

時代は変遷していき、

その在り方も変わっていくのです。

 

感想

※すでに年月のたっている本です。

手短な感想になること、ご容赦ください。

 

そうならない場合があったらごめんなさい。

だけれども、今はもっと多方面の要素が

絡んでくるのでこの本のような感じでは

ないとは思っているのですよ。

 

なお、ここで紹介されている企業は

ほとんどが今現在も残っています。

 

2社だけは確認できなかったというか

1社は確か清算系統のお知らせが出ていたのと

もう1社はホームページもアクセスできず、

会社所在地をストリートビューで確認しても

2012年を最後にすでに社名が看板から消えています。

 

1社に関しては意外でしたね。

だけれども、海外進出をしているんですよ。

海外が絡めばいろいろと事情も違ってきますし

時にリスクが絡んでしまう場合もあります。

 

なのでこのリスク面が表面化してきて

結果的に首を絞めたのでは…?と

私は思っているのです。

 

なので海外進出というのは

いろいろなものを見据えていかないと

ダメなんだな、と思いましたね。

 

この本は古いのでちょっと見方を変えた

感想文で書いてみましょうかね。

気になるポイントだけでも触れて知識を吸収したいので。

 

私はその時代の人間ではないので

その時の栄華はうかがい知ることはできないのですが

やはりバブルの時代というのは人の判断力を

ことごとく鈍らせるものなんだな、と感じました。

 

そのことに関する至言ともいえるのは

「困らないと知恵は出てこない」ということ。

 

すんごいアイデアというのは困った時しか

確かに出てこないわけですからね。

 

そしてバブルのように安定して、いやしすぎて(?)

いるときには新たなアイデアなんかなくても

利益がポンポンポンポン入ってくるので

何の工夫もしなくなりますものね…

 

あとはこれは企業ではなくて日常でもいえますが

中小企業ならば設備をアップデートしていくのも大事ですからね。

変化のない状態では、最悪流れに置いていかれますもの。

 

おわりに

別の視点で感想を書いてみました。

まだまだ彼らは必要とされることは間違いありません。

なぜならば大体大企業の作るものは

その会社で完結、ではないですからね。

 

でもまだこの関係性の暗部ってありそうだよね。

違った業種で結構今すっぱ抜かれてるでしょ?

だからこれからそういうの続くんじゃないかな。