超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【背景濃厚、真相あっさり】高田崇史「QED 東照宮の怨」

世の中にはよくよく調べていくと出てくる、思わぬ事実というのがあります。この作品にも、そんな事柄が隠されていたりします。そして人というものの恐ろしさも感じるかもしれません。

【とても難しい問題】トニ・モリスン「青い眼がほしい」

ここに出てくる問題は人種、という枠を取り払うとどこにもある問題です。そうなる原因は種々でしょう。でもそう生きていくことは幸せになんかなれない、ということ。

【人という存在はいるだけで…】山口幸夫「理科がおもしろくなる12話」

私はそうではなかったものの(ただし化学・物理除く)理科が苦手だ、という人は一定数います。分野によっては難しい四季やらも出てくるから致し方ないとは思いますが…でも、それが生活に直結した場合は…?

【その結末は予測済み、でも切ねぇな】大森望責任編集「NOVA 8」

このアンソロジーも長く取り上げていますね。ですが巻によって本当に色が変わります。今回はゴリゴリハードなSFが目立ち、印象に残るものばかりでした。

【アンフェアだけど、結末は切ない】種村直樹「JR『ガーラ湯沢』新雪事件」

今では想像もできないことでしょうが、一時期スキーブームというのがありました。もう今なんてスキー・スノボーなんてCMに流れないでしょ?でも、冬になると定番だった時代があるのです。