読書注意
著者のある種の性癖が爆発しているといっても過言ではない作品です。特に本多があることの「ために」やったことは相当な代物です。そして終盤のそれは…
まあ著者名で大体お察しください案件なのだけれどもこの手のエログロが苦手な人は回れ右ね。奇形表現が結構えげつなくて狂気なのよ…
救いはそこには一切ない。残念だけど少なくても主人公には一切ない。稀代の凄腕スリ師が関わってはいけないものに関わり、その身を崩壊させていくまで…
もうね、いろいろとカオスで狂っていやがる(誉め言葉)苦手な人は多分ある程度読み進めたらスローイングブックをやらかす可能性がありますのでそこのところ注意。
この世界には数多くの本があります。文章の表現も様々。一応私も数多くの本を読んできた身ですが、ここまで癖が強烈な本、なかなか見ませんぞ!!
守るものを守ることのできなかった、いじめられっ子の内気な少年。だけれども生まれ変わった彼はサイボーグになれども、その恋した少女の記憶は消せなかったようです。
読んでいるうちに非常に腹が立つ作品、というのが時にありますよね。この作品がまさにそれ。なぜかって、この作品には毒が含まれているから。間違いなく、毒でしょうね。自覚なき毒。
七福神がもたらした呪い、それはあまりの忌々しさゆえにある種の狂室では「研究禁止」とまで言われていました。なぜそうなのかは…
ミステリー作品の中には時に狂気に満ち溢れているものがあり、それも魅力の一つではあります。しかし、この作品は丸ごと恐怖、ええほぼすべてがよく考えれば「狂気」なんですよ…
「男らしさ」今、これを求めすぎるということはある意味万死に値してしまうかもしれません。だけれども性別が違う以上、それを追い求めてしまうのかもしれません。