超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【彼にはある過去が…】ダレン・シャン『ダレン・シャン7』

ここからはハードな内容になっていきます。なぜならばバンパニーズ大王が出現したという報告が出てくるから。このままではバンパイアは滅んでしまう…

【で…?】清涼院流水『彩紋家事件 後編』

で…?このコメントしか思いつきませんでした。感想書くのも正直つらいねぇ…何もかもかみ合わないとこうも人って読み取るのを放棄するんだという好例の1冊となりました。

【呪縛から逃れたもの、そうでないもの】有栖川有栖『女王国の城』

文庫版だと上下巻なのでボリュームの多さはお察しください。謎解きいかんよりもその真相がすべてだと感じた本です。何が人を狂わせるのか…何気ないその言葉でも狂ってしまうのです。

【劣等感を手懐ける】吉行理恵『湯ぶねに落ちた猫』

多感な時期の悲しい経験というものはいつまでも残るものです。著者はかなりダメージの大きい経験をして、それを引きずり続けてしまいました。そんな思いをすることがなければ…

【男と女の間は狂うとな…】平岩弓枝『はやぶさ新八御用帳(七)』

男と女の関係というのはまさに複雑怪奇なもの。時にその関係が狂ったようになると思わぬ行動を起こしてしまうものです。

【タイトルにパンチがあるわね】歌野晶午ほか『川に死体のある風景』

平和的な感じのタイトルになっているけれども、よく見たら死体が入っているでござるの巻。ちょっと川の部分が弱い作品もあるけどなくなったのは確かに川(沢)だから問題なし!!

【未来へと行ってしまう…!!】那須正幹『ズッコケ三人組の未来報告』

タイムカプセルに入れる作文を書いていない三人組。そんな中突如20年後の世界へといってしまったようで…そして…事件ですよ!!

【またあれは来るのだろうか…】二階堂黎人『悪魔のラビリンス』

いろいろと想像したくなるような作品です。まさかあれが答えではないとは思うんだ…結末の一部がいくら共通とは言えどもねぇ…

【そばに真の敵は潜む】デイヴィッド・ウェーバー『反逆者の月3(上)』

最終巻にふさわしい内容ですね。真の裏切り者は本当にそばにおりしかも尻尾を出してはいない。最も危険なやつです。不安材料がついに表面化してしまいました。

【消えゆくものたち】ダレン・シャン『ダレン・シャン6』

この作品は…読むにおいては覚悟が必要ですね。それだけバンパイアとバンパニーズの溝は深いということです。それはダレンですら恨みを晴らそうとした描写で理解できるはずです。

【詐欺師に訪れた悲劇】大沢在昌『語りつづけろ、届くまで』

なんて複雑な事情が関わっていやがるんだ…危うく詐欺の片棒を担がされそうになった坂田。何とか回避できたもののなんと殺人死体とご対面する羽目となって…

【ひねればジャーの時代がなくしたもの】山口昌伴『水の道具誌』

この本は実によかったです。今では水道は捻るというか下げればジャーの時代。それをすれば当たり前に水が出ます。でもね、そんな時代じゃない時代もあったのですよ…

【狡猾な悪魔は…】有栖川有栖『双頭の悪魔』

これはね…読ませてくれますとも。そしてある場面での「うそやろ」と言いたくなるようなものの発見ですよ。ただし、真相は賛否あるかもな…でもこの人がそうする分には文句も出ないぜ。

【前代未聞の指示来たぞ!!】清涼院流水『彩紋家事件 前編』

比較的今回の作品は読めるほうだとは思います。だけれどもね…やっぱり問題があったのです。これぐらいで納めてくれて、なお余計なことさえしなければいい作家なんだけどなぁ…

【イケてない侍がおってな…】平岩弓枝『はやぶさ新八御用帳(六)』

この本はね、実はある2つの作品が実質全部持って行っちゃっています(笑)この時代では稀有なイケてない、へっぽこなお侍さん。だって溺れちゃうんですもの…

【狂うと何をするかわからんぞ…】二階堂黎人『バラ迷宮』

狂気に満ち満ちたやつら、いっぱいおります―そんな奴らが起こした過去の事件を掘り起こすのが我らが二階堂蘭子嬢、思わぬ狂気の事実が現れてくるのです。

【いろいろとラッキーな…】那須正幹『夢のズッコケ修学旅行』

いろいろな意味でラッキーだと思うのですよ。ただし、それを本当に望んでいた人には一切それは訪れませんでした。女の敵だもん、当たり前じゃん!!

【新たな命ができるとき】堤治『生殖医療のすべて』

最新の本ではないのでそこのところは注意。結婚→子供をもうけるではない時代にはなっていますが子孫を残すという行動は人に刻まれているものですよね。でも、それを全うしたくてもできない人もいる…

【出来すぎでもいいじゃないか】デイヴィッド・ウェーバー『反逆者の月2』

苦労して苦労の末に結果を得るものもよいけれども、チート的なものもあっていいじゃないか。敵を出し抜くって、最高だなぁ!!(ただし犠牲も多いけど)

【地雷原を踏みぬくスタイル】大沢在昌『涙はふくな、凍るまで』

彼ほど不運なサラリーマンがありましょうか。ちょっとよからぬ行動をしたら、とんでもない現場に出くわししかも関係者が…うん、実に不運だと思うね!!

【私の原点の作家、再び】アイザック・アシモフ『鋼鉄都市』【再読】

純粋ミステリー作品以外、大体SF作品は読んでしまったのでもう会えないかもと思っていました。この作品はSFミステリー、宇宙人はなぜ殺される羽目に…?

【避けられない戦いがやがて…】ダレン・シャン『ダレン・シャン5』

待ち受けるであろう運命はきっと過酷なものでしょう…バンパイアの試練を受けることとなったダレン。待ち受ける試練はどれも失敗すれば「死」が確約されるもの。傷を負いながらもなんとか突破していったものの…

【もうすでに終わっていた…】有栖川有栖『孤島パズル』

この作品はね…実は孤島に来た時点ですでに決まっていた事柄なんだと思うんだ。ネタバレだって?いや、そんなことはない。そうしかありえないんだもん。

【最強最悪の悪女現る】イーヴリン・E・スミス『ミス・メルヴィルの決闘』

この悪女、マジヤバイ…その女はかつてメルヴィルに怒りを残したとんだやつでした。しかもよりによってなぜかどえらい身分でおられる。さらに…こいつ、メルヴィルを殺すつもりだぞ…!!

【忘れることは大事なこと】ジル・プライス バート・デイビス『忘れられない脳』

肝心なことを忘れてしまう…こういうときにああ!!と思うでしょう。でも、忘れたくても忘れられない、そんな状態だったら…ちょっと怖いですよね。

【ノーコメント】清涼院流水『カーニバル・デイ』

中の人がまじめに読むのを一定割合放棄した作品です。たまにいるのよ、読者を見下した態度をとる作者。この人もその域に入る人だな…

【冗談ではないどころか…】那須正幹『ズッコケ妖怪大図鑑』

はじめはキツネやタヌキに化かされたと思っていた出来事。ところが団地の六号館で次から次へと怪奇現象が起きてしまうのです…

【その特大の物語に酔いしれろ】二階堂黎人『人狼城の恐怖 第四部 完結編』

とうとうこの物語も終わりを迎えます。予想をはるかに超えたとりっが次々と…まあ犯人に関しては実は二部とも出ています。不自然だもん。だけれどもいろいろね…

【想い人は拗ねる】平岩弓枝『はやぶさ新八御用帳(五)』

なんて罪作りな方でしょう。ただしメインの恋心は成就しないんですよね。もうイレギュラーだけど結婚しちまえ。

【反乱を起こしたものを滅する】デイヴィッド・ウェーバー『反逆者の月』

月が、月ではないだと…!!そんなウソのような本当のお話なのがこの作品。擬態していたのは巨大な宇宙戦艦だったのです。どうやらある訳があって、隠れていたようですが…