超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【秘密裏の作戦、そしてその後…】福井晴敏「終戦のローレライ(下)」

怒涛の如く読ませる…こう思わせてくれる小説というのはまれにしかありません。この作品がまさにそうなのです。終盤の描写は圧巻の一言です。

【待つだけの時代はな…】池田和臣「逢瀬で読む源氏物語」

意外かもしれませんが、この有名作品ってそういう描写はとてつもなく控えめなんですよね。「エロス」というよりはその後の展開のほうがね…それだけ粉ふりかけたらな…

【あくまでも参考程度にね…】吉田照幸「『おもしろい人』の会話の公式」

久しぶりの自己啓発本。著者はある有名な連ドラに関係した人でもあります。ただし…これはねぇ…

【ようなものって、何よ?】清水義範「バールのようなもの」

この作品は結構なブラック要素があると思います。結構鋭く風刺している作品も見受けられます。(メディア系)そりゃあ彼らは勝手やるから著者も嫌だろうねぇ…

【相反する2つのテーマ】アミの会(仮)「嘘と約束」

相反するワードが出てきております。だけれどもきちんとこのキーワード通りのものが出てきますよ。1つ、ある種のもの好きにとっては面白い作品があります。それぞれの嘘と約束。様々なテイストを味わえますよ。

【その出来事って…なんのせい?】那須正幹「ズッコケ心霊学入門」

心霊写真を撮ってやろう!!そんなちょっとしたいたずら心は写真にそれらしきものが移ってしまったからさあ大変。大人が絡む大騒動に…!!

【なぜ、恐ろしい毒をまとうのか】高田崇史「パンドラの鳥籠」

このシリーズで一番危険な相手と主人公たちは対峙することとなります。使っている毒がとにかくやばい代物で、ある人の助力なくしては命すら危うかったのです。

【漱石の食】藤森清「漱石のレシピ」

昔の食糧事情は今とは本当に違うんだな、と思います。特にこの作品の副題になっている駅弁。今でこそよりどりみどりですが昔のそれは…衛生事情もあったのでしょうね。

【自殺を招く曲の先には…】土屋隆夫「天国は遠すぎる」

自殺を招くとされる曲があり、それが起因となった自殺か?と思われた死体はよく調べていくうちに思わぬ事実が判明します。そしてその先にはとんだ闇が…

【その髪色はとんでもない騒動に…】アンソニー・ホープ「ゼンダ城の虜」

ページ数こそ結構な破壊力を誇るものの、物語はサクサクと読むことができます。当てもなくふらついている一人の紳士が髪の毛が赤色だったがゆえにとんだ騒動に巻き込まれる物語です。

【それは、負の産物であった…】福井晴敏「終戦のローレライ(上)」

これは映画化もされているので有名ですね。まあ、このブログでは最新刊はせいぜい掟上今日子氏の物語程度ぐらいしか直近はやっていないのでね…実に生々しい作品ですよ。

【訳書の宿命というか…】ディーン・クーンツ「オッド・トーマスの予知夢」

大手二社はシリーズを訳しても時に途中で訳が中断してしまう例があります。このシリーズもその例にもれず実はこののちに3冊+α出ています。少し間があいたのがアダとなったのかな…

【まだ見ぬ8000m級】モーリス・エルゾーグ「処女峰アンナプルナ」

今はエベレスト登頂など結構な頻度で耳にすることがあるけれど、そこには数多くの失敗がありました。ようやく人々が8000m級にたどり着いたのは1950年のお話。そこには様々な困難がありました。

【みんな、おかしい】町田康「くっすん大黒」

もうね、いろいろとカオスで狂っていやがる(誉め言葉)苦手な人は多分ある程度読み進めたらスローイングブックをやらかす可能性がありますのでそこのところ注意。

【後ろになにも…いないな?】アミの会(仮)「怪を編む」

だんだんと涼しくなっていくこの頃ですが、さらに涼しくなる作品はいかが?ぞっとするお話、たくさんありますよ?

【その島にはなーんかいるぞ…?】那須正幹「あやうしズッコケ探検隊」

誰もが知っている(?)シリーズ4作目。今回はちょっと悪いことをした三人組が沖に流され、無人島に迷い込むことから始まります。でもその無人島、どうもとんでもないものがいるようで…

【これから何かが始まりそうです…?】西尾維新「掟上今日子の忍法帖」

一応この作品はちゃんと完結のめどがあると著者は言っていましたのでだんだんと今日子さんの過去らしき片鱗が見えてきています。これからどうなるんだろ…?

【隠し要素満載…?】高田崇史「QED~flumen~ ホームズの真実」

本編は終わりました…がおわかりでしょうがこのシリーズ、まだコンセプトに本が出ています。今回はシャーロック・ホームズですがおなじみの百人一首も出てきますぞ。