超雑読と趣味と

そこに本があるだろ?ありゃあ読むのよ。

【冒頭の本気】那須正幹『ズッコケ財宝調査隊』

このシリーズも9冊目。今回は夏季合宿でお化けで腰を抜かしたモーちゃんが主人公となります。どうやら亡くなったモーちゃんの母の兄がある秘密にかかわっていて、それを探ろうとするのですが…

【何たるドS具合よ】村上春樹 安西水丸『村上朝日堂』

私は著者の小説としてのそれは才能は間違いないとは思っていますが文章は正直好きではありません。多分アンチに入っちゃうんだろうな…(ただけなすオンリーはしないよ)ただし、エッセイは面白いのよね。意外な一面も見られるし。

【人というものは失敗を…】磯田道史『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』

この本の形態はあまりにも有名な作家さんの紹介本だけれどもこの1冊だけでもとっても情報量が多く、優秀すぎるほど。なぜ歴史を学ぶの?の答えにもなると思います。

【適切な距離の本音から】桶谷功『インサイト』

出版年が出版年のために内容は残念ながら古い部分があることは否めません。だけれども本音をある程度付いたセールスは大事だと思うのですよ。

【とことんっ、までに救いがねぇ】高田崇史『QED 優曇華の時』

タイトルにサブタイトルがつかないのでガチもんの作品となります…が読後感の最悪さもキングクラスの代物です。こんなにため息が出てくる作品あるよ…?

【こういうの勘弁して…】柳田邦男『生きなおす力』

~であるべき、と論じてしまう本には正直ろくなものはないと思っております。この本もその手の本に入る代物。気持ちはわかるのだけれども歩み寄らない姿勢に疑問を感じるんですよ。うっかり…と言ってしまいそうになるのを我慢。

【まさに娯楽作品】江島其磧『世間息子気質・世間娘容気』

いつの時代にも娯楽作品といえるものはあるということ。この作品は大体ダメな例な息子・娘が出てきますがそうでないのも出てきます。読んでいて面白いのはダメな方…

【お墓の埋葬物の人で終わりがち】鶴間和幸「人間・始皇帝」

よく名前は聞くと思うけれども詳しくは知らないという人が多い歴史上の人物がいます。この方もそうだと思うのですよ。結構でっかいこともやっているけど、彼亡きあとは悲惨よ…

【すり替えられた荷物には秘密が】那須正幹『こちらズッコケ探偵事務所』

モーちゃんに悲劇が訪れる!!ある荷物の間違いから彼は誘拐されてしまいます。どうやらそのすり替えられたプレゼントにはある秘密が隠されていたようなのですが…

【もはやこれはねぇ…】森清『選び取る「停年」』

変なタグを入れて紹介しているのは気にしない(笑)残念ながらこの本は年代ゆえに賞味期限切れの趣が強いです。ただし、それでもまだ役に立つ部分はあります。それぞれを思いやること。計画はきっちりと。

【背筋がなんとなーく…】『恐怖小説コレクションII 魅』【再読】

出てくる作家の中に確定で「エログロ」の方がいらっしゃいます。結構えぐい表現が出てくるので読む際には気を付けてね!!でも彼の持ち味はそこなので「だがそれがいい」なんですけれどもね…

【圧倒的詰みな二人+1匹】阿部和重 伊坂幸太郎『キャプテンサンダーボルト』

片方の著者の方は多分、短編集以外ではお初。有名作家を読む機会がないのがバレバレだよアンタ(笑)だけれどもなぜ面白いかは理解できましたね。

【戦いばかりではなくて…】坂井孝一『考証 鎌倉殿をめぐる人々』

例の13人のあいつです。だけれども中の人はドラマ系が大変苦手なのでSNSを見て「へー、いろいろと異色の作品なんだ」と感じた次第です。まだまだ謎があるものなんですね。

【その秘密には…いろいろあるわけで】アミの会(仮)『11の秘密 ラスト・メッセージ』

今回のテーマは秘密。ただしほとんどが死んだ後の場合が多いです。(ただし別の意味のラストもあります)心温まる作品が多いですが中には救えないやつも…

【人はむごいもの】高田崇史『QED~ortus~白山の頻闇』

完結してる…はずだけどシリーズはもりもり出てくるんだよね。今回は奈々の持つ特性が自分の身内に向いてしまう悲しいケース。だけれどもそれは身内のもう一人も同じよね…?もう1つの作品はある運命に甘んじなければならなかった女性の視点が切ないです。

【身近で見た、母の姿】増田れい子『母 住井すゑ』

この方の母親は部落差別に関して取り上げた作品を書いた人です。実は、本を読んでいると何かに気が付くはずです。そう、旅をする描写がないということ。実は彼女の出身地は…

【新説を成立させるには…】パストゥール『自然発生説の検討』【再読】

新たな説を成立させる…そのためには莫大な労力を要します。しかも著者の環境は金銭面も含めお世辞にいいものではありませんでした。研究の鬼は地道な研究によりその説に近づいていきます。

【とてつもない世界へのいざない】中沢新一『チベットのモーツァルト』

多分これはある種の学問をかじっていないと文字化けした文章にしか見えてこないもの。宗教と哲学の親和性って本当に高いんだなと感じましたね。

【南星屋、ピンチ!!】西條奈加「亥子ころころ」

ちょっと訳あり(有名どころのご落胤)な店主と、その子供、孫がおいしいお菓子を届ける心温まる作品、2冊目です。なんと、治兵衛が負傷してしまいます。だけれども救いの手は思わぬところから…

【豊かになること=幸福ではない?】三浦展『「家族」と「幸福」の戦後史』

多分この問題は今もずっと引きずっているように思えます。もしかしたらもっと根深いんじゃないかな。解決できることはないけど対策はできる気がするの。

【そいつは表現できないよな…】那須正幹『とびだせズッコケ事件記者』

新聞は文字で情報を発信する媒体。イメージをどういう風に沸かせるかって大事ですよね。今回はそんな学級新聞に三人組が挑みます。

【月は不吉】高田崇史『QED~flumen~ 月夜見』

今回は奈々とタタルの素敵なデート(?)なはずでしたが、行先で連続殺人事件が発生します。その関係性は月が関わるもの。いったいなぜその殺人が…?

【登場人物、救いようがねぇ】土屋隆夫『妻に捧げる犯罪』

ミステリー作品だけれども、こんなにも登場人物がクズ過ぎる作品、あんまりないような気がします。全員もれなくクズよ?

【とてつもなくおどろおどろしい】江戸川乱歩ほか「恐怖小説コレクションI 魔」【再読】

かなり前の再読本です。前ですので忘れているのは仕様で(笑)冒頭からなかなかのグロテスクな作品が出てきます。昔の作品なのでその時代特有のグロさがね…

【環境を変えるのには痛みも必要】熊沢誠『リストラとワークシェアリング』

労働の問題、というのは実に根深いです。そしてこの不況、会社が雇用者を容易に切ってしまいます。だけれども切るのは簡単。その後が最悪なんですよね…

【初恋という言葉には…】アミの会(仮)『初恋』

初恋という言葉の甘い意味だけにとらわれてしまうとかなりきつい思いをする可能性があるかも…?でもそういう作品のほうがインパクトはとてつもなく大きいのよね。

【人は懊悩する、だから哲学はあるのか…】スピノザ『知性改善論』

まず、あらかじめ宣言します。中の人は致命的に哲学を不得手とします。なので感想は破綻しているであろうことをお許しください。経験を積めばどうにかなるのかな…(この本文にも経験という言葉は出てくるけど…)

【誰もが知るであろうこの作品には…?】府川源一郎『「ごんぎつね」をめぐる謎』

教科書に載っており「知っている!」の世代が多いこの作品。だけれどもこの作品には知らないことがいろいろと隠されています。多分いろいろがなければこうも取り上げられなかったのでは…

【未来はいかに…?】藤村幸義『老いはじめた中国』【再読】

こういう作品って悲しきかな、寿命の短い本です。新書の性、というのを如実に表現していますね。だけれども結構お、と思えるキーワードは出てきました。

【ちょっとだけ秘密のある店主】西條奈加『まるまるの毬』

実はこの方はこのシリーズではない、別のシリーズが有名だったりします。実はBSでドラマ化されているのですから。今回はある店主にちょっと訳がある菓子屋で起きる「菓子」をテーマにしたほっこり作品です。