超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

読書(新書)

【歪は作られているもの】内藤正則『プロパガンダ戦争』

かなり強烈にメディア関係に切り込んでいる本ですね。まあ、そこには切り込まれるだけの理由は多すぎるほどあります。現実私はこの番組系統は一切見ません。何の有益にもなりえませんので。

【学生が世の中を動かした時代があった】笠井潔 絓秀実『対論 1968』

これはあまりうまいことかけなさそうだね…おそらく私たちにはあまり縁のないものだからこそ書く術を持っていないんですよ。でもこの国でもそういったものがあったということ。

【今でも十分に通用する】小野善康『景気と経済政策』

久しぶりにある趣味を再開してみました。 ブランクがあったけどちゃんとセッティングできたや。 またリアル店舗巡るかな… 景気と経済政策小野善康 岩波書店 1998年09月 楽天ブックスで探す Amazonで探す hontoで探す 紀伊國屋書店で探す 図書館で探す by ヨ…

【少しだけ限定的かな】田坂広志『人間を磨く』

少しだけ現在には即さない部分があるかも、です。まず対象が対人なので対ネットに関しては埒外なところね。でも使える部分はきちんとあります。

【厄介な差別という問題】田中宏『在日外国人 新版』

まだまだ解決されていない問題でしょう、出なければ割と最近あった入管での死亡事件なんか起こりっこありませんので。そもそも敵意でしか見てないのも要因でしょう。

【敬語は無理に使わんほうがいいぞ?】野口恵子『「ほぼほぼ」「いまいま」?!』

何百回、なん前回聞いても習っても敬語というものは理解できません。普段使わないからこそ重宝されるけれども…そつのない表現と誠実さのほうが大事な気がするの。

【元も子もないと言うのはなしだ】斎藤美奈子『冠婚葬祭のひみつ』

タイトルで一種の危険性を感じた皆さん、大正解です(笑)秘密の部分がひらがななんですよ。はい、ところどころに著者の元も子もない毒吐きがあります。真面目な人にはちょっときついかな…

【当たり前にされることさえ許されなかったことが】森謙二『墓と葬送の社会史』

目を背けがちとなりますが、必ず来るであろう個人の終了…「死」そこには周りの縁もなく死を個で迎えないといけない人もいるでしょう。そういうのを望む人もいるんですよね…

【今はもっと厄介だと思うな】福島章『ストーカーの心理学』

残念ながらこの本はストーカー防止法が施行される前の本なので情報が古いことは否めません。したがって対策法は現在は使えないものになっています。だけれどもどういうのかを知るのは大事なことですぜ。

【まだ十分ではないよね】鮎川潤『犯罪学入門』

内容は多少古くなってしまっていますが、今でも抱えている問題は山積されているんですよね。どうして犯罪は消えないのか、今一度深掘りしていく必要があるのかもしれませんね。

【意外に誤用しているかも?】国広哲弥『日本語誤用・慣用小辞典』

真面目な誤用の本だけどたまに面白い言葉をぶっこんでくるのがイイネ!!結構誤用表現は用いがちです、たぶん私もやらかしているに違いありません。人生がエラーだって?やかましか。

【魔力のある奇書】藤原恵洋『上海』

魔力がありそうな年を扱うと、不思議な感じの文章となるのでしょうかね…歴史と外国人に翻弄され、中国だけれども中国でない不思議な都市だった上海の歴史と今。(当時)

【なぜかしっくりくる不思議】今井賢一『情報ネットワーク社会』

かなり刊行年が古いのだけれども案外違和感なく読めてしまうという不思議。ネットワークの付き合い方に関しては大事だと思うよ。今のご時世はなお一層ね。

【なぜ平和はこないのだろうか】服部英二『文明の交差路で考える』

文明だけではこの本は収まらないような気がします。一つの物語であって、そして私たちがこれからどうするべきか考えさせられる本で。新書としては不思議な位置づけだねぇ。

【評論だけでも面白い】宇野功芳『新版・クラシックの名曲・名盤』

ちょっとだけ試みをしつつこの感想文を書いてみます。あまり違和感がなくなったところをみるとメタル聴きは損ではなかったかもクラシックを聴かなくても文章だけでもどうぞ。

【あくまでも参考程度に】中沢孝夫『中小企業新時代』

この本は出版してから年月が経っているのでサラリとした感想とさせていただきます。あしからず。もはや時代が変わってきてどうすればいいかも大いに変化しているので。

【厄介な痛みはどこから?】古井倫夫『頭痛の話』

昔々、私がまだ細い時はこの本の中の1つの頭痛に悩まされていました。でも最近1回だけ悩まされましたね。筋肉痛がひどく出たときに(笑)

【不思議にみられるとは思う】磯部潮『発達障害かもしれない』

注意:この本は大人に向けた発達障害の本ではありません。あくまでもそれを疑う親向けの本となっています。ただし内容としては昔の私の振り返りだったな…

【世継ぎこそ真の目的】康熙奉『知れば知るほど面白い 朝鮮王宮 王妃たちの運命』

まーた記事タイトル長くなってるぜ?新書はどーしてこうもタイトル長いの多いんだか。だけれども内容はドラマを見ない人でも楽しめるよ。

【住んでいるのに知らない、この地球という存在】平朝彦 徐垣 末廣潔 木下肇『地球の内側で何が起こっているのか?』

おい、タイトルなげぇな!!これぞ新書クオリティだぜ。かなり前の本なのでかの震災に関しては触れられていません。そしてこの本に出てくる船はもうすでに稼働済みとなっています。ただかの災害のせいでかすんでしまってな…

【なぜその名称が…?】今尾恵介『日本の地名遺産「難読・おもしろ・謎解き」探訪記51』

遺産とついているのでイマドキにできた奇妙な住所に関しては残念ながら出てきません、悪しからず。(それもそれで面白いんだけどね)由来すらわからない地名もあるよ。

【いかに習慣を続けるか】和田秀樹『大人のための勉強法 パワーアップ編』

楽しみを犠牲にすると逆効果だからね。安らぎは大事だということ…それと、地位は時に勉強の妨げになることも…

【大事なのは興味と実行】和田秀樹『大人のための勉強法』

ようやく勉強から解放されるぞ!!と思ったあなた。そうではないんですよね。人生は学びがとっても大事です。実質学びは終わらないと思うのですよ、死ぬまで。

【娯楽と忠実の塩梅】島野功緒『時代劇の色気』

おそらく著者の意見はあまり受け入れられない可能性がありますね。ある程度史実には、という点がありますがそれだと某行脚の旅をしたアイツはどうなるのになってしまいます。

【ひねればジャーの時代がなくしたもの】山口昌伴『水の道具誌』

この本は実によかったです。今では水道は捻るというか下げればジャーの時代。それをすれば当たり前に水が出ます。でもね、そんな時代じゃない時代もあったのですよ…

【もうすでに今と変わらないじゃない】鹿島茂『デパートを発明した夫婦』

もうすでに現代のシステムは19世紀半ばに成立してた…?当たり前にあるデパート。それを作り上げたのはプシコーという男でした。どうやってその規模を広くしたのか…

【形も違えば、音も違う】安藤由典『楽器の音色を探る』

音というものは不思議なものです。使われる楽器によってさまざな音色を出すので。どういう風にしてその音が出るのか…そんな問いに迫っていくのがこの本です。

【それぞれの教育事情】二宮晧監修『こんなに違う!世界の国語教科書』

国が違えば、何を教育方針にしているかも違う…10の国のそれぞれの教科書に関して。中には「教科書はない」という国もチラホラとあったりします。

【未知のものへの探求】原康夫『量子の不思議』

一番この分野がとっつきづらくて、言葉を聞くだけで脳が拒絶反応を起こすのではと思っています。だけれども、細かな目で見ればこれも日常に転がっているのです。

【切手の奥深さ】内藤陽介『事情のある国の切手ほど面白い』

これは面白いと思います。それぞれの国にはそれぞれの切手があります。そこには様々な思惑が見え隠れしてくるんですよね。