超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【10年前の秘密】那須正幹『ズッコケ三人組のミステリーツアー』

ハチベエ、ついに中の人にスケベ認定されてしまう(笑)ハチベエ受難の巻でござる。過去も現在も本当にろくなものではないというね。彼の仕様だね!!

【不思議な力がある世界軸】半村良『亜矢子』

一種つながりがある感じの作品ですね。登場人物が作品通して流用されている場合が多いので。人の気持ちを読み取れたり、予知出来たり…でもあってもいいことばかりじゃないんだよね。

【そういう作品です、あきらめなさい】蘇部健一『六とん2』

こういうある演出の無駄遣いをする方はそうそういませんね。ちゃんと使っているケースとちょ、おまなケースがあります。後者が好きですけれども…まじめな人は読んじゃだめね。

【そいつぁ無理難題だよ】荻原浩『なかよし小鳩組』

その名称だとそっち説もありますが…予想通りの展開となりましたわよ!!どうあがいても絶望がお待ちしております…

【人はエラーを起こす生き物】中尾政之『失敗百選』

人は過ちを犯す生き物だということ。これはどうしても不可避だということね。だからこそメカニックに頼らないといけない部分は出てくるのよね。

【色々ショックだろうな】二階堂黎人『覇王の死』

これは…なんでみんながっかり言っているだと思ったら…爆弾級の情報が混じっていやがる!!それと真相があまりにもね…これはやりすぎましたね。

【伝える気力もなくなる…】ダレン・シャン『ダレン・シャン9』

この本の内容は、仔細に伝えることは避けたいと思います。一言、お察しください。今回の感想はその部分はあえて避けて書かせていただきます。ご了承ください。

【ざんねんながら、ておくれです】三浦しをん『三四郎はそれから門を出た』

この方の本の中毒具合は並大抵のものではございません。私は一応その域には入っていますがわざわざなければ買うまではいきませんのでもぐりだと推測されます…(ただ表紙買いはいつかやりたい)

【山を侵略した不届きものが…!!】那須正幹『参上!ズッコケ忍者軍団』

これはちょっと過激な描写があるので人によっては大人でもつらいかもしれません。(そのつらかったのが私…)だけれども、ハカセはすごいなと思ったね。

【失われつつあるもの】安田武『私の日本発掘』【再読】

もうすでに失われたと思われるものもあります。その人がいなくなったけれども続いているのもあるけれどもね。一番答えたのはそれで影響の出るものもあるのです。和紙とかは特に。

【あの色絡みが…】平岩弓枝『はやぶさ新八御用帳(九)』

色というと男女だけれどもいわゆる陰間絡みの事件が出てくるとは思いもよりませんでした。ただし、こいつは非常に凄惨な事件となってます。

【ちょっとユニークな事件】山田正紀『見えない風景』

事件ではあるけれども殺人が絡まない奇妙な事件もあったりします。これに関しては真相部分に意外な事柄が…でも犯罪だからね!!一応。

【結構パンチがありますぞ】ペキョほか『本読むYoutuber、本を書く』

ついに、こんなのにも挑戦してみました。初小説系同人誌です。ミステリーをテーマにしたものと本好きあるあるな作品と。ミステリーはおっかない作品多いよ。

【相棒はどこへ行った…?】梨木香歩『冬虫夏草』

決してべったりではないけれどもかけがえのない友。そんな彼が2か月前からとんと姿を見せなくなりました。どうやら遠い所へといったしまったようで。綿貫は鈴鹿の山へと赴きます。

【家族を亡くした男が巻き起こす波乱】山本一力『早刷り岩次郎』

地震で家族も、仲間も失ってしまった男、岩次郎。そんな彼は一つの商売に目を付けました。瓦版的なもの。しかも早刷りを売りにし、2000枚限定…そんなどこにもないものを作ったのです。

【豊かさは何を奪っていった?】森まゆみ『抱きしめる、東京』

当たり前のように物が手に入り、情報も当たり前のように手に入る。それは便利です。だけれども、そこに至るまでには様々な「失われたもの」があることは忘れてはいけないことだと思うのです。

【醜悪の結集】二階堂黎人『双面獣事件』

この作品、一応アンフェア気味となっています。どちらかといえばSFの色が濃いからでしょうね。(化け物が出てくるのと化け物の使用する力)そしてまたアイツの影がチラホラと…

【どうあがいてもダメじゃろな大嘘】荻原浩『オロロ畑でつかまえて』 

どうあがいても、時間が経ってしまえばわかってしまう明らかな嘘を宣伝材料にする崖っぷち広告社の強さよ。そして濃ゆい村の面々。でも村おこしにはひたむきなんだ。

【嵐を呼んだ転校生】那須正幹『ズッコケ三人組の大運動会』

人によってはトラウマの行事よね、大丈夫、私もトラウマの行事でした(笑)それにすべてをかける一人のお調子者と、そりゃあ気が進まない約2名。だけれどもある転校生の影響で…?

【あのアイツが…】ダレン・シャン『ダレン・シャン8』

もう忘れかけていたやつらが、再びダレンの前に現れた時…もうこれは鬱々な展開となっております。読む際にはご注意を。

【児童向けレーベルで出した本気】根本順吉『空からの手紙』

一応対象は中・高校生向けとはなっていますがこれ、大学のテキストでも十分にいける代物です。高校以後の用語がおそらく出ているような気がするんだよな…

【人はひょんなことから、鬼になる】平岩弓枝『はやぶさ新八御用帳(八)』

様々な人間たちが織り成す事件たち。その中にはその時代の不条理を色濃く映したものもあります。何をしてももはや道がなかったという悲しみ…武士といえども、豊かでは必ずしもないのです。

【その時を謳歌している若者たち】有栖川有栖『江神二郎の洞察』

恐らくだけどもう続きは出ない気がするんだよね…(単行本未収録作品はあるからそこは微レ存かな)ザ・青春です。こんなことできるのは若いうちの特権だと思うの!!

【深く考えたら負けだよん】蘇部健一『六枚のとんかつ』

絶対まじめに読んでやろうと思わないように。第一序盤から失策を犯す探偵なんですもの。だけれどもそれなりに腕は上げていくのよ。あ、一応R-18気味なので苦手な人ブラウザバック。

【不思議なチームのカタチ】桂望美『週末は家族』

彼らは養子にはなってはいないので家族ではないんだよね。チーム、というのが正しいかも。それに里子の彼女は優秀な劇団のメンバーだからね。

【日常に不思議が紛れる】梨木香歩『家守綺譚』

家守としての生活は普段通りに流れていきます。ですが、ちょっとヘンテコな日常も紛れているようですよ。え、なんであなたがいるのでしょうねぇ…

【著者が通常通りに】二階堂黎人『魔術王事件』

こちらが本来の姿ですね。なーんか短いと思ったらこっちがバリバリの本編ですね。国内版人狼城とみて差し支えないです。でも狂気の度合いはこっちのほうが上ですね。一部真相に共通部分あり。

【初めて最強の怪盗に出会う】那須正幹『ズッコケ三人組対怪盗X』

ミドリ市の平和は、ぼくたちが守る…彼らの前に現れたのは最強の怪盗X。莫大な金銭を盗み取った最強の怪盗。今回は高価な国宝級の家宝を盗み取ろうと画策しているようで…

【色々疲れた時のバイブル】河合隼雄『こころの処方箋』

いろいろな事柄が目まぐるしく起きる時代。こんな時には様々なギスギスが生じることがあります。どうすれば、それを解決できるのか…もしかしたら少しだけ糸口があるかもしれませんよ?

【あれあれ…?】デイヴィッド・ウェーバー『反逆者の月3(下)』

作品としては相変わらずの疾走感とハラハラドキドキの展開で総じて良かったです。だけれどもね…終盤なんかおかしく感じるのよね。気のせいじゃないよね?