超雑読と趣味と

そこに本があるだろ?ありゃあ読むのよ。

賛否両論

【起死回生と、本能と】桐野夏生「光源」

起死回生をかけた映画製作、そこにはまあまあいろいろと訳があって…人間の醜さ、がめつさ…いろいろ浮き出てくる作品です。だけれどもその表現が強烈すぎる故、読者は選ぶでしょうね。

【子供の闇と、大人の闇】藤沢呼宇「ぼくらは月夜に鬼と舞う」

児童書というと大人も楽しめる作品が多いです。だけれども、この作品に関してはちょっと違うかもしれません。なぜかって?無駄な勘ぐりをしちゃうから。

【これは結末がとっても…ね。】高田崇史「QED 六歌仙の暗号」

七福神がもたらした呪い、それはあまりの忌々しさゆえにある種の狂室では「研究禁止」とまで言われていました。なぜそうなのかは…

【可能性か、悪魔のささやきか】諸富祥彦「生きていくことの意味」

この本の提唱することは、新しい視点であるとともに、その考えが悪用されてしまえば人を惑わす悪魔の思想ともなってしまうのです。むろん、救われる人たちの魅力ある手法となってほしいものですね。