超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【深く考えたら負けだよん】蘇部健一『六枚のとんかつ』

 

新たなものに手を出す予定。

一応その形式は買ったことはあるけど

このスタイルので買ったのは初めてです。

(紹介はリンクのみとなります)

 

 

 

 

蘇部健一『六枚のとんかつ』

六枚のとんかつ
蘇部健一

講談社 2002年01月15日

by ヨメレバ

 

 

 

 

考えて読んだら…

いわゆるバカミスに関しては初めてかもね

本格的に読んだのは。

 

一応タイトルだけは知っていましたので

ようやく読めた、といったところです。

なかなかの破壊力がありましたね。

 

こういう要素、嫌いではないのです。

 

感想

一応こういう警告も入れておきましょう…

 

※この作品はいわゆるバカミスです。

まじめくさって読んではいけません。

怒りが募る結果となりますので。

 

それとこの作品R-18要素が含まれます。

総じてお下品です。

苦手な人は即ブラウザバックすることをお勧めします。

 

 

 

てな感じでよろしいでしょうか。

このエディションのみ、そのお下品の極致である

タイトルを出すのは遠慮したい作品が収録されています。

いくら催促しても出しませんからねっ!!

 

まず最初から探偵役が大いにズッコケています。

もうね、事件の真相が当たらないという

不安要素しかないじゃんかと読者に植え付けるスタイル。

 

実際その要素は的中します。

そして出るわ出るわピーでピー―――!!な表現の

オンパレードです。

 

だって真相を確かめるために特殊な施設に行って

お楽しみしたのはいいものの

よくないもの…ってこれ以上言えないわ!!

このブログ爆破されたくない!!

 

真相部分もピーなやつがご多分に含まれています。

盗まれた高価なものが…という時点でもうお察し案件というのも

ゴロゴロとあります。

(ヒント:ビーディング)

 

まあ…なやつがタイトル出せない危険な作品ですけどね。

 

それと女性が突然と消える事件もありますが

これはもう現場状況から即察した作品です。

ええ、その異臭がする事態で…お察しください!!

 

これは真相を見るまでもなく

ああ、と思えた作品でした。

さすがおバカミステリー…

 

だけれども最後に出てくる表題作と

その前に出てくる作品はなかなか面白いのよ。

これに関しては登場人物ががめついけど

トリック解明は至極普通ですので…

 

おわりに

この作品、ネタがすべてな作品だから

あんまりいろいろあけっぴろげに書いちゃだめだな。

出オチ作品もあったりします。(終盤に)

 

こういう系に許容がない人は手に取らないほうがいいと思うな。

独特のノリをしているからね。

まあ、メフィスト賞関係の人基本そのタイプは多いのよね。

 

今は亡き、ある手法の愛好者とかね。

あの方は亡くなったの、本当に惜しかったよ…