超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【ざんねんながら、ておくれです】三浦しをん『三四郎はそれから門を出た』

 

今日は序盤で脱落。(天候不良)

明日はいかせてな。

休みはうれしいけど、動いている時が

やっぱり好きなんだよ。

 

 

 

 

三浦しをん『三四郎はそれから門を出た』

三四郎はそれから門を出た
三浦しをん

ポプラ社 2006年07月

by ヨメレバ

 

 

 

 

本が好きすぎて突き抜けた

もうこれ、突き抜けすぎでしょうよ。

多分この方の本指数は地球を越えていったと

推測されます。

 

したがって、読書中毒も末期も末期

もはや手遅れだと思われます。

 

活字中毒といわないのは

彼女はコミックも結構読んでいるため。

実際に書評の中にはコミックもチラホラとみられます。

 

そして著者さんよ…

ちょっとエッ、ですな?

 

感想

今までこんな日本に取りつかれた人を

見たことがございません。

 

好きの度合いが過ぎて他人の本を

電車でのぞき見し

その本を推測して買うという高等技術まで

身に着けていらっしゃいます。

 

もうここまでくると末期ですからね!!

そこまで私はいきませんから。

(そもそもホンゲル係数と床余裕でぶち抜けるので

数を増やさないようにしています)

 

あと突き抜けていらっしゃるのは

いわゆるYA向けのブックガイド的な分に

あるまさに性の象徴ともいえる

有名な方の本を出したこと。

(ただし有名なス…(やめろ!!)の方ではありません)

 

これをやってのけられるのがすごいと思うの。

しかもその照会文に一切の恥じらいもない

まったくもって堂々としていらっしゃるのです。

 

もう文句も言う気にもなれないぐらいに。

でもね、確かにこういう時期にそういうのを読んでも

まったくもって損はないんだよね。

 

それを言うと親御さんに怒られるけど

だれしもそういう経験はそういう時期にするの。

私?無論ありますとも。時効ネタだけどね。

2つ以上は余裕であります。

 

そういう世界が関わらなくてもあるということを

知るのは大事だと思うのよね。

 

あと意外だったのは著者がハヤカワ文庫を

取り上げたくれたことね!!

同じくこのレーベルが日常といっても過言でない

私としてはとてもうれしかったです。

(ただし読むジャンルはちがいます、著者はファンタジー)

 

あとYAにはもう一つ、ある世間を騒がせた組織の

本も紹介されています。

別の本との対比で。

 

時にある種の崇拝は救いようのない不幸を

もたらしてしまうことを

肝に銘じなければなりません。

 

これは一部界隈で問題になっているものもそう。

それに判断力を奪われたときは

もう手遅れなわけで…

 

うん、なんかまじめになったなぁ…

 

おわりに

なんかまじめな感じに締まったのでそうでないのを

感じさせるものとして「しおり」のお話があります。

 

これね、いろんなものが使われるけど

2つほどえげつないものが混じっています。

どっちも叫びたくなるほどあり得ないやつ。

書物を汚すな!!

 

これが面白かったかな。

くれぐれも本は大事に扱いましょうね。

 

おしまい