明日はなんとか行けそうだねぇ。
ただ今日は用事により街の買い出しは
有酸素予定のない日か月曜に持ち越し。
失敗百選 森北出版 2005年10月
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人ができる対策は限定的
この本を通して読んで感じることですね。
よく再発防止策に人間的な要素を絡める場合があります。
だけれども、その場合はあまり芳しい効果が上がりません。
どうしてでしょうか?
なぜならば、人は失敗をしてしまう
生き物だからです。
いくら気を遣うように言ったところで
その個所からミスをしたら…?
目も当てられませんよね。
だからこそメカニカルが絡む必要性も
出てくるわけなのですよ…
感想
こういうデータベースがきちんと生きてくれば
本当に失敗はかなり減らせるのですが
日本のある種悪しき対策という「人ありき」の対策では
おのずと限界が来てしまうのですよね。
特にその職場が
なかなか「アレ」な場合は特にですね…
ここで出てくる失敗事例をあげると
日付が変わってしまうのでむろん、全部は取り上げません。
ですが、こんなのあるのと思ってしまったのはありますね。
日本ではあまりないらしい(?)のですが
自販機を揺らしてもれなく別の世界へ行ってしまわれた方…
つまり自販機が…おっとこれ以上いけない。
これはカナダで起こった事件らしいですが
無論そのあとに自販機にはある注意書きが
なされたそうですよ…
日本にそんなの見たことないって。
あとは想定外の使用によって
事故が起きてしまったケースね。
箱型ブランコのお話。
最近見なくなったよねと思うけど
あの危険な使い方で案の定事故が起きたから
私はやらなかったけど男の子連中はな…
でもこれも防ぎようがないんだよね。
だからこそ撤去になったとは思います。
ちなみにですがこの事故のケースには
あの有名な航空機事故最悪の事件や
酸素というものの恐怖を教えてくれる
おっかない事件もあります。
(酸素装置での事故、あるものを持ち込むと
そりゃあやべぇことになります)
この後者はちゃんと勉強をしていれば
そのもちこんでしまったものが酸素ありきで
機能を成立させるので、高濃度の酸素吸入器内で
どうなるかはもう察しが付くでしょう。
無論えらい反応をした挙句に
本人はなくならなかったのですが
付き添いの人が破壊された装置の破片の直撃を受け
亡くなっているのです。
ああ、使い方間違うと健康面でいい装置も
あっという間に悪魔の装置になるんだなと
痛感しましたね。
おわりに
この本は基本的にエンジニア向けの本でもあるので
専門用語の羅列の部分があります。
だけれども、失敗がなぜ起こったかの解説だけ
かいつまんで読んでもあまり影響はないです。
むしろパラパラと開いてゆるく読んでほしいと
著者は言っているので。
まあ個人的には何である種の物に「個体差」があるのかの
答えを知ることができたのはよかったですね。
それじゃあ絶対に出るもの…
終