超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

2022-01-01から1年間の記事一覧

【自殺を招く曲の先には…】土屋隆夫「天国は遠すぎる」

自殺を招くとされる曲があり、それが起因となった自殺か?と思われた死体はよく調べていくうちに思わぬ事実が判明します。そしてその先にはとんだ闇が…

【その髪色はとんでもない騒動に…】アンソニー・ホープ「ゼンダ城の虜」

ページ数こそ結構な破壊力を誇るものの、物語はサクサクと読むことができます。当てもなくふらついている一人の紳士が髪の毛が赤色だったがゆえにとんだ騒動に巻き込まれる物語です。

【それは、負の産物であった…】福井晴敏「終戦のローレライ(上)」

これは映画化もされているので有名ですね。まあ、このブログでは最新刊はせいぜい掟上今日子氏の物語程度ぐらいしか直近はやっていないのでね…実に生々しい作品ですよ。

【訳書の宿命というか…】ディーン・クーンツ「オッド・トーマスの予知夢」

大手二社はシリーズを訳しても時に途中で訳が中断してしまう例があります。このシリーズもその例にもれず実はこののちに3冊+α出ています。少し間があいたのがアダとなったのかな…

【まだ見ぬ8000m級】モーリス・エルゾーグ「処女峰アンナプルナ」

今はエベレスト登頂など結構な頻度で耳にすることがあるけれど、そこには数多くの失敗がありました。ようやく人々が8000m級にたどり着いたのは1950年のお話。そこには様々な困難がありました。

【みんな、おかしい】町田康「くっすん大黒」

もうね、いろいろとカオスで狂っていやがる(誉め言葉)苦手な人は多分ある程度読み進めたらスローイングブックをやらかす可能性がありますのでそこのところ注意。

【後ろになにも…いないな?】アミの会(仮)「怪を編む」

だんだんと涼しくなっていくこの頃ですが、さらに涼しくなる作品はいかが?ぞっとするお話、たくさんありますよ?

【その島にはなーんかいるぞ…?】那須正幹「あやうしズッコケ探検隊」

誰もが知っている(?)シリーズ4作目。今回はちょっと悪いことをした三人組が沖に流され、無人島に迷い込むことから始まります。でもその無人島、どうもとんでもないものがいるようで…

【これから何かが始まりそうです…?】西尾維新「掟上今日子の忍法帖」

一応この作品はちゃんと完結のめどがあると著者は言っていましたのでだんだんと今日子さんの過去らしき片鱗が見えてきています。これからどうなるんだろ…?

【隠し要素満載…?】高田崇史「QED~flumen~ ホームズの真実」

本編は終わりました…がおわかりでしょうがこのシリーズ、まだコンセプトに本が出ています。今回はシャーロック・ホームズですがおなじみの百人一首も出てきますぞ。

【野生の動物とのかかわり】ジュディ・ヒューズ「動物の集まる家」

かなり古い内容の本なので内容は今となっては…といえます。ただし出版年があるアニメの後に出されたこともあり2章めがその生き物なのでアンサーの本ともとれるかも。

【とてつもない敵と、別れ】ディーン・クーンツ「オッド・トーマスの救済」

海外翻訳作品は残酷なもので時に訳を放棄されてしまう作品があります。この作品もそう。面白いけど理解できない部分も多いのかな…

【そりゃあ醜いものよ】山村美紗「京都鞍馬殺人事件」

2時間ドラマでこのシリーズは結構やっていたりします。でも決定的に設定が異なります。こっちは本当に金髪美女(?)なのですから。(モテるので間違いなく美女だと思いたい…)

【そのかわいい少女には】那須正幹「ズッコケ㊙大作戦」

この作品は読んだ時期によって受ける印象はがらりと変わることでしょう。おそらく著者はきっと大人になって読み返すことを想定しているのかな。子供の時は一時の恋心と思うかも。でも大人になると…?

【いろいろと複雑よ…】飯田康之ほか「地域再生の失敗学」

どうしても物事は都市部、中心部を中心にめぐりがちです。したがってお金もそこに集約されがち。だけれどもそれが続けば地方にとってはいいものではありません。では、どうすれば「目を向けてもらえる」の?

【悲しき結末】高田崇史「毒草師 白蛇の洗礼」

QEDの外電的作品の2作品目。こちらはうんちく控えめで「毒」にフォーカスが充てられています。ちょっと本編がきついという人にはちょうどいいかも…?

【都会でしぶとく】唐沢孝一「マン・ウォッチングする都会の鳥たち」

都会にももちろん鳥たちは存在します。明らかに自然な環境とは違う中でも彼らはたくましく生きるのです。だけれども自然環境にないものが時に…

【本編はこれにて終了!!だけど…】高田崇史「QED 伊勢の曙光」

この巻にて本編は終了します。ですが…いまだに続巻が出てるのは周知の事実です。(本編外ね)最後らしく本当に敵は強烈なものとなっています。

【ボールの先で、事件発生!!】那須正幹「ぼくらはズッコケ探偵団」

シリーズ2作目からは1つの物語形式へと変更となります。でもさっそく彼らはただならぬものに巻き込まれることに…!!児童書だけど子供にはどうにもならない事柄もあり、考えさせられるものがあります。

【あー…なんか嫌な感覚】アーサー・マッケン「怪奇クラブ」

作品に一種の気持ち悪さが付きまとう作品です。そりゃあそうです、人が忽然と消え去ったり、その人間を探し求めたらヒエーな光景を目にする羽目になるのですからね…

【意図せずとも、な?】江下雅之「監視カメラ社会」

刊行年の都合上、もはや情報としては古いものとなっています。特に携帯の部分はね。より一層の技術進歩は我々を息苦しくさせているのかもしれませんね…

【いろいろと意味深だぞ…?】西尾維新「掟上今日子の鑑札票」

多分この本は読み始めてすぐに「え…」と思われることでしょう。なぜそう思うかはあまり詳しく書いてしまいますとこの本を読む意味を一切見いだせなくなるので言えません…

【さあ、長い長い旅の始まりだ】那須正幹「それいけズッコケ三人組」

この作品は映像化されたりこの子たちのその後も出てきたりとあまりにも有名なシリーズです。それぞれ違った色のある3人。3人寄っても…スットコドッコイだな(笑)

【戸惑う…とか?】アミの会(仮)「惑」

テーマは「惑」。ある種迷うと重なる部分もあるかもしれませんね。意外な驚きだったり、突然の状況の変化に戸惑ったり…様々な描かれ方がされています。

【少女は、理不尽な思いをしていた】乾石智子「双頭の蜥蜴」

この作品は一般枠で出ている本ですが、振っているルビからおそらく中~高校生ぐらいも対象に入るんじゃないかと思いました。人によっては刺さると思うよ。何かするのも大事…逃れるのも大事。

【男女の関係がもつれる時】土屋隆夫「針の誘い」

表題作のほかに短編3つ、エッセイが3つ入っています。エッセイ以外の作品は原則「男女間のえげつない奴」が含まれているのでちょっぴり読書の際に気を付けてくださいね。

【一つ目の鬼は…】高田崇史「毒草師」

QEDシリーズにはいろいろな変態(!)が数多く出てきますがこの変態もまた、タタルと遜色のない男でしょう。彼の名前は御名形史紋、毒草師です。そんな彼が関わったのは…

【彼は、死を求める】ディーン・クーンツ「オッド・トーマスの受難」

あっという間に読めるほどの良作なのにかかわらずこのシリーズ、完訳されていないんだぜ!!(3冊+1短編集未訳)今回は愛する女性を失った後のお話。そんな彼に近しい人の霊が現れて…

【その事実、本当?】クリストファー・プリースト「逆転世界」

この作品は有名ですね。だけれどもともとがコアなレーベル(現存しません)の細管物なので内容は実に難解といっても過言ではありません。ただし、こういう事象は現実でも…

蝉川夏哉「異世界居酒屋『のぶ』七杯目」

今のところ(2022.5.27現在)この作品が最新刊となります。その先は元のページでも書かれていません。今回は突如一人で現れた少女と、国を巡る運河工事がメインとなります。思わぬ人が主役級よ!!