超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【その島にはなーんかいるぞ…?】那須正幹「あやうしズッコケ探検隊」

今日は街場に行く予定が確実に濡れる霧雨のため

延期となりました。残念。

ただし振り込みに関しては今さっき行ってやった!!

いつまでも案件残すの嫌い!!

 

 

 

 

那須正幹「あやうしズッコケ探検隊」

あやうしズッコケ探険隊
那須正幹

ポプラ社 1984年03月

by ヨメレバ

 

 

たどり着いたのは…

三人組が絡むとろくなことが起きないのは周知の事実。

本当は運転してはいけないモーターボートで海に出たはいいものの

なんと燃料切れを起こし戻れなくなってしまいましたとさ…

 

そして流された彼らが行きついたのは

一つの無人島(?)でした。

なぜ?がつくかって、ちゃんと物語中で判明しますよ。

 

感想

本当に子どもの時に読むのと、

大人になってから読むのは印象が違うものです。

でも読んでほしいな、と思うのは大人になってから

もしくは子供のとき読んだけどもう一度読んでみよう!!となった時。

 

見えてくるものがとっても多いんだよね。

 

実は冒頭、無人島の後ろに?マークを付けました。

そう、ちゃんとここには人が存在するのです。

だけれどもその人にはちょっとしたわけがあるのでした。

 

その人が抱える問題は

大人になったときに読んだ場合、

本当に深く影を落とすものになります。

彼の抱えるものはあまりにも重いのです。

 

しかも抱えているものが複数なのです。

そのあとに抱えたものは本当に残酷なもので

この問題は今でも解消されておらず

この本中ほどひどくはないものの、現実に様々な

悪影響をもたらしているのです。

 

その問題の起因となった人間が

何らかの罰を受けていないのも

考えないといけないと思うのですよ。

 

ただ、この島での三人組の行動は

小学生とは思えないほど行動力に満ちたものでしたね。

きちんと地図も作り上げていますし

調理法は残念ながら…でしたが

きちんと食料を得てもいます。

 

そして島に住んでいた彼を脅かしていた

「いてはいけないもの」に立ち向かった彼らは

勇気のある子たち、といっても差し支えないでしょう。

まあ1名ほど、ちょっとトラブルがあったのは

仕方ないと思います。

 

だって相手はまともに立ち向かえば

彼らの命をも奪いかねない相手だったんですからね。

そんなのがもしも向かってきたら…

恐怖以外の何物でもありません。

 

色々突っ込みどころはありますが

フィクションや娯楽の作品にあまり突っ込むのも

まあいけませんよね。

(まあ某作家さんは容赦なく突っ込むけどな!!)

 

おわりに

この本、たぶん児童書の体はしているけど

児童書ではないな…

きっと読者はこの作品を覚えてもらって

いつか戻ってきてほしいと思っているように感じました。

 

それは終盤の記述を見れば明らか。

大人になったときに「不条理」を感じるはずです。

もしくはある程度大きくなってその思いに気が付いた時、

自分の成長に気が付くことでしょう。

 

ただ野暮なことは子供の時分には考えちゃだめよ。

彼らがとんでもない生き物の問題を解決したのと

無事に島で生き延びたことをたたえてあげなきゃ。

 

おわり