超雑読と趣味と

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【これから何かが始まりそうです…?】西尾維新「掟上今日子の忍法帖」

今日は買い出し行こうとしたら濡れる霧雨降ったので

洗濯物を引き上げて急遽行くのは中止。

明日はルート合わないから行かないけど

火曜日は雨にならなければ確実に出る案件なので

行けるのを祈りませう。

 

 

 

 

西尾維新「掟上今日子の忍法帖」

掟上今日子の忍法帖
西尾 維新

講談社 2022年06月08日

by ヨメレバ

 

 

忘却探偵、日本を出る

ついに海外へと彼女は飛び出していきました。

だけれども何らかの手段を使ったのでしょう。

彼女を思い出させるための文が

法律に触れているものになっているのです。

 

どうやら彼女はアメリカでは

何らかの扱いを受けているようですよ…?

 

感想

今回は事件は起きることは起きるのですが

そんなに印象深いものはなかったかな。

ただし、2作品目に関してはある種のものによる

殺人といえば殺人が絡んできます。

 

実質殺人、としか言えないものですね。

なぜならば被害者がある種の選択肢を選んでしまっているから。

しかもそれが殺人になるという…

しかもこのケースは結構あるんですよ。

人のある種の事柄がもたらす悲劇であり、恐怖といった感じでしょうか。

 

今回はアメリカですべての事件は進んでいくので

今日子さんにかかわる人も現地の捜査官です。

 

このアメリカでも相変わらずの彼女なので

彼女にかかわる2名の捜査官も初めのうちは翻弄させられます。

だって記憶がリセットされてしまいますからね。

そりゃあそうでしょう。

 

だけれどもだんだんとそんな彼女の扱いにも慣れてきます。

なんだかんだで彼女を扱っていけるのです。

 

ここでこの感想を読んでいると、あいつがいねーじゃねーかと

お思いになりませんでしたか?

そう、まあひでぇ役回りにしかならないあいつです。

 

あ、ぼそっと言っておきましょう。

すんごい扱いはテキトーですがちゃんと出演なさっておられますよ。

しかもこのニューヨークに来るにあたり

国家レベルでアカン人間というこれでもかという不名誉な称号付きで

アメリカに馳せ参じてくださいます。

 

だけれどもこの冤罪王はある有益な情報を

持ち込んできているんですよね。

きっとこの事実はこれから、完結へとむけて

ありとあらゆる尾を引いていくのでしょう。

 

今回は彼女の秘密の一部分メインだったのかもしれませんね。

 

おわりに

事件よりもあくまでも最後に出てくる意味ありげな事実がメインでしたね。

むしろこの事実を提示するための前奏曲だったんじゃないかしら、

この作品そのものって。

 

だとすると冤罪王、すごく命の危険が及びそうだよ。

だって相手はそこはかとない奴らですもの。

しかもFBIですらあまり事実がわからない連中…

そう思うと今日子さんって何者なんよ…

 

刊行ペースの早い著者の無限の才能に驚きつつ、

続きを待っていきたいと思います。

(まあ某魔法少女のように待たせずに一思いに完結させてな!!)

 

おわり