ようやくいい感じに体が締まってきました。
ドラゴンフラッグスゲー。
監視カメラ社会 講談社 2004年02月20日
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その目は、光っている
「監視される社会」これは今となっては当たり前ともいえましょう。
会社内にいれば社内メールはもちろん監視されます。
私用で使われることがいかなる危険性を招くかは
周知のとおりです。
もしもうっかりと社内費を漏らされれば…
たまったものじゃありませんものね。
だけれども、それ以外に監視の目が光ったら…?
感想
この本はもはや時代が経過してしまったがために
あまり紹介する部分は残っておりません。
これは新書の宿命ともいえましょう。
だけれども、考える部分もというのもあるのですよね。
一部の感想にもありましたが
実はこの本、最初と最後がすべてといってもいいと思うのです。
特に最後はとっても大事です。
この本を読んで「ウヘァ」と思う部分もあることでしょう。
私の場合は…まあ時代経過もあってそんなには…でしたが
私たちのあずかり知らぬ部分でプライバシーを抜かれているのは
確かなことなんですよね。
海外サイトにアクセスする際に役に立つVPNもそうですしね…
それとこれも古くなってしまったのですが
携帯、というか今はスマホね。
これはスマホになってからより一層プライバシーは
ないに等しいと思うのですよ。
なぜならばいい意味でも悪い意味でも
写真の映り込みで特定される場合もありますし
愚かな行為はあっという間に撮影され
拡散される…
個人での監視社会なんですよね…
かといってこれを取り締まれるかと言えば…なのですよ。
性善説でしかできないというね。
個人の良心によるからどうにもね。
なのでそこに画像の悪意がこもれば最悪ですよ。
文中には諜報系も出てはきますが
今はもっともっと進んでいるでしょうから
そんな組織がある程度に読み進めた方がいいでしょう。
おわりに
すでに賞味期限(?)の切れている本は
扱いがこうしかできないのは悲しいところです。
だけれども、終章部分は監視社会が進んだ今でも
とっても大事なこと。
そこだけは時代が進もうが、変わらない。
もしも異を唱えたいならば、ね。