読書(その他)
宇藤君は、確かに物書きとしては芽が出ない人だよ?でもね、彼には気づいていないんだけれども誰にもない気持ちを読む力があるのよね。これだけでもすごいことなんだよ…?
その本当の気持ちに気づいたときには、もう遅すぎました。しかしながら彼らはそのわずかな希望にすがりつこうとしたのですが…全四部作、開幕!!
私はきものに関して不得手なのでここに関しては触れないで感想を書きます、悪しからずご了承ください。凛としている女性ですが、結構壮絶な人生を送っています。
今はこの本の当時よりももっと電子書籍は当たり前になっていることでしょう。私は紙派、なのですが理由があるんですよね。ながら作業には向かないんです、電子書籍。
お遍路と聞くと神聖で、とっつきづらいイメージがありますよね?ですが、ですがっ…この作品は実にゆるく、悪戦苦闘しているさまが見られますぜ?あ、ちゃんと割かし歩き遍路ですのでご安心を。
芸術方面はあまり明るくないから不得手なのよなぁ…なのでよい感想が書けないことをお詫びさせていただきます。やっぱりあの巨匠はすごいや。
その人生に何も見出すことができない、困った…もしもそんなときに手を差し伸べてくれる誰かがいたならば…そんな手を差し伸べてくれる人たちがいます。どんなにダメな人でもね。
あー、著者名見て思い出した…この人私にトラウマ植え付けた方だ。なので否定的視点で感想を書く場合があります、悪しからず。
豪華、という一言に尽きます。本の分厚さに驚きこれでもかとある写真に驚き。芸術方面には明るくありませんが芸術に生きる人の生きざまはやはりすごいな、と。
まあ著者名で大体お察しください案件なのだけれどもこの手のエログロが苦手な人は回れ右ね。奇形表現が結構えげつなくて狂気なのよ…
もはや狂気しかないんじゃないか、これ?というぐらいにどこからどこまでも登場人物が狂っています。ここまでよくも濃縮したものだと思います。
これにてこのシリーズは終了。正直この前の巻含めてこの巻もあまり読むことは推奨しません。ページ数が少ないせいかいろいろ省かれている感が強いのです。
何の事実の確認もない人間が向ける悪意ほど恐ろしいものはないと思います。そんな悪意にさらされ、なんの救いの手もなかった一人の少女。彼女が成長したとき、ある悲劇が…
現行はここまでとなっています。前後編の作品でしたがそれを読んだ価値がある!!と強く感じましたね。モノ作りは何のためにするか、というのを問われる作品です。
この歴史の本を読むのは初めてかも…私は残念なことに歴史ものは得意ではありません。おそらく学習のトラウマと思われます(笑)でもこの作品はよかった!!と思えましたね。
身元不明のその女性は、紫水晶を持っておりなおかつ白髪だった…そんな事件からはじまる今回の旅。何やらそこにはとんでもないものが隠れているようで…
一応主人公は娼婦という扱いとなっていますが、おそらく地位のある人専門の美人局だと思われます。だけれどもあの存在がやはり付きまとい…
時代小説ですが、主人公は武士ではないのがユニークですね。花師と呼ばれる職業でいわゆる植物の品種改良をしているのが近いかな。何やら男にはある過去が…
大作であります。その密度は途方もなく濃いです。多分読んでいて違和感を覚えるでしょう。そんなアホな考え方する人おる?って。残念ながらいたようですよ…
最初の作品を見ているようだね…佃製作所が目をつけていた会社は巨大会社に訴訟を起こされていたのです。だけれども佃はあることに気が付いて…
ある場所である人の物語といわれていましたね。確かに、でしょう。だけれどもこの人残念ながら大嫌いなのよ。希望の象徴でもダメなものはダメね…
救いはそこには一切ない。残念だけど少なくても主人公には一切ない。稀代の凄腕スリ師が関わってはいけないものに関わり、その身を崩壊させていくまで…
一見するとつながりのないように思えた事件。実は深いつながりがあったのです。かつて根岸肥前守がいた場所で起きた事件。それにはある重罪が関わっていて…
いつかはやってくる厄介なものです。いつ、何ぞでやってくるかわからないから。そして臨んだ形でもやってこないから。その後、どう扱われるか。
これはなんだか不思議な雰囲気を醸し出していますなぁ!!原則悲惨な作品が多いです。中にはしんみりと終わるのもありますが…人って怖いものだよね。
その案件は当初断るはずの物でした。ところがその技術にかけるものに心打たれた佃航平はその協力を許諾します。ところが、またもや彼らを妨害するものが現れて…
もうさ、まともな人を探すのが苦労するという問題作なのよ。割と出てくる範囲で言うと二人ぐらい?あとはね…狂っているが相応しいと思うの。
この手の作品になれていない人だと終盤に驚くことになるでしょう。まあ、コンゲームといっているのでそういう展開がないわけではないのですが…
この途方もない想像力は、やっぱり読者を裏切らない!!そして今回もこのレーベルにぶっこんじゃいけないものをぶっこんできたぜ!!やめなはれ(笑)
読むたびにエネルギーが、切れていくぜ…力量が半端ないんだよね。ここまでそういう情報を集めてくるか、と。