超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【使い分けは必要】酒井邦嘉『脳を創る読書』

明日は迷わずいかないとだね。

久しぶりの一番忙しい水曜日開幕です。

 

 

 

 

酒井邦嘉『脳を創る読書』

脳を創る読書
酒井邦嘉

実業之日本社 2011年12月

by ヨメレバ

 

 

 

 

想像力を養うには…

電子書籍というものが

当たり前に存在する時代となりました。

私はある理由から電子書籍は使わない派です。

(まあなかなかひどい理由だけどね)

 

ただしケースバイケースで

コミックのみならば電子書籍でもいいかな?

とは感じております。

 

電子書籍はいいところもありますが

あまりよくないところもあるということ…

 

感想

これはおそらく電子書籍に限ったことではないですが

この感想文にしろ、伝えられるものって

限界というものがあるんですよね。

 

特に私のようないろいろな方面で

まだまだなっていないクソザコナメクジの場合ですと

より一層、伝わりづらく感じると思います。

仕様ですのであきらめ90%ぐらいで

お付き合いいただけるとこれ幸いです。

 

要するに現状の電子書籍(出版当時)では

紙の本にはまだ及ばないということです。

まあ確かに今はChatGPTも出てきたりと

この本の時代よりかはそういう方面は進歩しているでしょう。

 

だけれどもそれとて、この本のゴール地点ともいえる

完全に言語を操っているロボットというか

まあAIは存在してはいないのです。

 

使えている?確かにそうは見えるかもしれませんが

時折AI関連のを見て感じるのですが

どうも文章に妙な法則を覚える場合があるんですよ。

 

だからいわゆるネイティブのそれは

まだ遠いなと感じます。

でも、その埋め合わせはできるとは思いますね。

その時が来たら、それはそれで危険性もはらむでしょう。

人の概念が最悪消えるかも、なので。

 

あまりこの本は読書の仕方に関しては

触れられ方がイマイチだな、と感じました。

 

おまけにChapter2に関しては読書から

完全に乖離してしまっていて

脳科学がメインとなっているんですよね。

 

一応その後に読まれる本に関しての

説明がつくのでひどく乖離しているわけじゃないですが

その部分は必要だったのだろうか?

と疑問を覚えてしまいましたね。

 

ただ印象的だったのは

10年以上前のお話ですが

すでに電子系統の弊害と思われる

教材の無断転載の問題が出てきているんですよね。

 

大学で学ぶ意味もないしアウトだからね!!

というか今は大学の方はアナログのみでは

レポートなくなっているんだろうなぁ…

(私の時代はアナログのみ)

 

今はこの手の件はもっと多いのはお判りでしょう。

その先の想像ができなくなっているのかもね。

 

おわりに

いちおうこの著者のお眼鏡にかなうスタイルで

読書しているけど想像力は豊か…?ではないな。

ごくごく標準の範囲に収まっていると

私は思っております。

 

ただ、知識に関しては自分が動かないと

つかないのは本当です。

ネットは便利だけどなかなか出力しなけりゃ身につかないし

最悪その情報も間違っている場合が

(まあ書籍でもあれな本はあるけど少ないとは思うね)

 

やっぱり覚えることに王道はないのよ。

だからこそ紙のそれは大事なのかも。