超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【最後まで救いなし】来楽零『Xトーク』

夏といえば、怖い話!!なのでしょうかね。私はあまり好きではないのでこういうのには乗りませんが…結構背筋が寒くなる作品ばかりです。気味が悪いなー…

【どこまでもついてない…】大沢在昌『走らなあかん、夜明けまで』

何ともまあ、不運な男なんでしょう。アタッシュケースには社外秘の情報が入っていてそれは必要なもの。だけれどもそれをとられてしまった…!!ピンチだぞ、坂井勇吉!!

【その女性の恐るべき秘密】フィリップ・ホセ・ファーマー『恋人たち』

これは…SFとしてはかなり珍しくエロスが割と前に出ています。まあ主人公がとんでもないダメ男ということは目をつぶっておきましょう。(つぶれる範疇は超えていますけど)

【災禍の中での事件】有栖川有栖『月光ゲーム』

作家アリスシリーズは完全ではないものの国名シリーズのみ読んでいます。今回は学生アリスシリーズ。うん、あることに関しては触れるまい。かわいそうすぎる。(いろんな意味で)

【もうすでに今と変わらないじゃない】鹿島茂『デパートを発明した夫婦』

もうすでに現代のシステムは19世紀半ばに成立してた…?当たり前にあるデパート。それを作り上げたのはプシコーという男でした。どうやってその規模を広くしたのか…

【読めば読むほど迷い込む】二階堂黎人『人狼城の恐怖 第三部 探偵編』

さあ、完走まで残り1冊となってまいりました。だけれども謎はまだ謎を呼びます。そして最後には思わぬ事態が起きてしまい…

【集まりに行くのは大変!!】ダレン・シャン『ダレン・シャン4』

その総会に行くためにはチート行為は一切禁止な挙句になぜか素足でいかないといけないという…つまりそれだけ彼らにとっては大切なものなのでしょう。

【とんだ災難だ…】那須正幹『ズッコケTV本番中』

スローモーションがためにモーちゃんは希望の給食委員をとれずに…なんとなってしまったのは…放送部!!彼の苦難の日々が始まるのでした。

【いろいろな作品、あります】有栖川有栖『壁抜け男の謎』

いろいろな作品が楽しめます。もちろんメインの謎解き物も楽しいのですがそうでない作品もまた面白いです。ある名作に似た何かの作品はあら、と思うことでしょう。

【獣人たちの住まう世界】川又千秋『惑星オネイロスの伝説』

∞号のもう一つの冒険。これのみ長期の冒険だったようですね。まったく人とは違った獣人たちの住まう世界。彼らはあるものを重要視していたのです…

【オンリーワンだろうな(怒)】清涼院流水『カーニバル』

やってまいりました。オンリーワンのわれらが大説家。(中身はあまり濃くはない)スケールが圧倒的しすぎてもうどこかに言っちゃってしまっているのは気のせい?

【悪辣なやつらばかり】平岩弓枝『はやぶさ新八御用帳(四)』

幽霊よりも怖いものは人。実は幽霊騒ぎが起きている作品があったりもします。だけれども真相は…いろいろな悪い人たちが出てきます。

【もどかしいその関係よ】近藤史恵『ふたつめの月』

まったく、この久里子という女の子は本当にどうしようもないんだから!!だけれどもね、その何とも言えない気持ち、すごくよくわかるんだぜ。

【親子の難しさ】村上春樹『猫を棄てる 父親について語るとき』

この作品は異例の作品かな。ページ数もとても少ない。だけれどもとても濃くて、悲しくて、切ない。あくまでも人は他人なんだ、近しい関係でもな。

【まさかのまさか…】イーヴリン・E・スミス『ミス・メルヴィルの復讐』

いろいろとハードな事実が出てきて対応が追い付かないぞ、これ。今回メルヴィルが狙うのは彼の父親の仇と言えるある大統領。しかしながら思わぬ事実が露呈していき…

【謎の化け物のせい?】二階堂黎人『人狼城の恐怖 第二部 フランス編』

さあ、超長編の2作目が来ましたよ…今回は化け物みたいのが出てくるようで…そいつによる殺人事件を追っている警察とともに奇妙な城へと突入するのです。

【エサにつられたけれども…?】那須正幹『ズッコケ山岳救助隊』

これは私は物語にはあまり好感を持つことはできなかったかな。確かにそれを嘆くのは結構だけど無理強い、ましてやエサで釣っちゃダメでしょうよ。

【とんでもない事実が出てくるぞ】ジュール・ヴェルヌ『カルパチアの城』

終盤にけっこう元も子もない情報が出てきたりします。おいこらよせと思ってしまったのは内緒。実なあの城にはね…

【バンパイアの敵…?】ダレン・シャン『ダレン・シャン3』

有名シリーズ3冊目。ここからは大人の都合(ウソ)により文庫版でお伝えします。分厚いと取り扱いちょっと辛く手ですね…ダレンとクレプスリーの前に、ある怪物が襲い掛かります。

【黒いものが流れていく】桜木紫乃『風葬』

この作品はすごく重いと思うな。戸籍を調べたときに、親の欄がおかしいことになっていたら…そう思ったら調べたくなるもの。しかしながら、簡単な問題ではなかったのです。

【壮大な命の物語】川又千秋『宇宙船∞号の冒険」

実に壮大な作品なのですよ。だけれどもページ数は多くなく230ページ前後でございます。ちゃんと盛り上がる場面もご用意されていますぞ!!

【もう残念フラグしかない】清涼院流水『カーニバル・イヴ』

今回の作品は否定的意見しか入りません。立場上これから出てくるアイツも読みますがもうレビューは期待しないでください。読むだけは読んで「あげ」ますけどね。(珍しくおこモード)

【なんも救いがないじゃん】那須正幹『大当たりズッコケ占い百科』

かなーり胸糞な展開だったのでブログのほうのタグ、理想数最大まで盛りました(笑)確かに事件は終わったけど、その子たちに救いはやってこないから。

【今回はとても控えめです】イーヴリン・E・スミス『帰ってきたミス・メルヴィル』

今回、プッツンからのコンボはございません、悪しからずご了承ください(笑)いたって普通、なわけないか。だって画廊で立て続けに人が死ぬからねぇ…

【さあ、長い長い謎解きの道へ】二階堂黎人『人狼城の恐怖 第一部 ドイツ編』

ついにこの日がやってまいりました。このシリーズものを読んでいるうえでこいつは不可避です。ミステリーなのに四部作です。しかも物量の暴力ですからね!!

【謎の老人との出会い】近藤史恵『賢者はベンチで思索する』

謎の老人と一人のちょっと人生に迷っている女性が出くわす事件を解決していくお話。謎の老人はのちにある事実が判明します。

【おやおや…?】平岩弓枝『はやぶさ新八御用帳(三)』

今回は短編集の形となります。新八郎は様々な事件とかかわります。そして、思わぬ知らせが…!!

【形も違えば、音も違う】安藤由典『楽器の音色を探る』

音というものは不思議なものです。使われる楽器によってさまざな音色を出すので。どういう風にしてその音が出るのか…そんな問いに迫っていくのがこの本です。

【異色の存在の没落】ギュンター・グラス『ブリキの太鼓 第3部』

この巻が一番の奇書だと感じました。だって、オスカルの変●描写が凄まじいんですもん。禁じられていた太鼓の力を放った彼には雨神々しささえ感じましたね。

【それぞれの教育事情】二宮晧監修『こんなに違う!世界の国語教科書』

国が違えば、何を教育方針にしているかも違う…10の国のそれぞれの教科書に関して。中には「教科書はない」という国もチラホラとあったりします。