超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【オンリーワンだろうな(怒)】清涼院流水『カーニバル』

 

こいつはその日のうちに片づけたい…

そのためにまあ頑張りましたよ!!

睡眠時間また犠牲になったよ。

 

 

 

 

清涼院流水『カーニバル』

カーニバル
清涼院流水

講談社 1999年04月

by ヨメレバ

 

 

 

 

犯罪オリンピック・開幕

大変物騒なオリンピックが開催されました。

そこにはかくれし謎の組織が暗躍している模様で。

 

世界各国でそれはそれは大規模な

殺人事件が勃発していきます。

 

感想

※否定的で、よろしくない文が出る可能性のある感想となります。

そういうのが苦手な人はスマホやPCの戻るボタンな!!

 

ページ数が殺人的となっております。

800ページ越えです。

あひょーんと思うでしょう。

これで嘆いてはいけませんぞ…

 

と、なることで察しが付くでしょう。

これだーけ読ませていますがこれは序章にすぎません。

ン?今何言ったかって?

 

序章に過ぎないって言ったんだよぉ!!

つまり、これ単体のお話じゃないってことだ。

 

事件のスケールはとてつもなく

もはや事件真相を突き詰めていくのも

馬鹿らしくなってくる代物です。

 

著者一人劇場なんだよね。

 

なお今回私は著者の望む形の読み方で

読みました。

(事件順番どおりに、しかもこの読み方だとめんどいよ?

私はメモしておいて読みました)

 

これしたからって何かが変わったかって?

なーんも変わらんと思うのですよ。

まあ総代がとんでもないところにいたり、

漂馬の偽物が現れたり…

 

結局はその道の存在の駒にされる運命が

約束されていたりとまあその先想像したくないような

という展開が目白押しなんですわ。

 

で、肝心の九十九十九はといいますと、

漂馬の腐れ縁こと

由衣賀独尊にJDCを追放されてしまうのですよ。

 

だけれども、これは何らかの意図がありそうなんだよね。

それは結末部分のバッドエンド的な状態でも

察しがつくのだけれども…

 

あえてそうしたんだと思います。

だって十九が敵の手に落ちたら終わるもの。

 

にしてもな…少しスケールを下げなさいよ。

壮大にしすぎて文章がだいぶおろそかなんだもの。

物量でごまかそうとしているのがバレバレなんだよな…

 

これだけの発想ができるのに本当に残念過ぎる。

 

おわりに

あまり真剣に読むと怒りしかないと思うな。

この作品が一番ブックスローイングしそうな気がするの。

(むろんしてはいけません)

 

まあ、最後のあいつもやっつけて差し上げますよ?

うちらに対する挑戦状やもんね?

やってやろうじゃないの。