超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【最後まで救いなし】来楽零『Xトーク』

 

昨日でリフレッシュしたから、

今日も明日も頑張れる、ハズ。

 

 

 

 

来楽零『Xトーク』

Xトーク
来楽零

KADOKAWA 2008年06月10日

by ヨメレバ

 

 

 

 

おっかないお話、どうですか?

ライトノベルは久しぶりとなりましたね。

私はあまり長編物は好きでないかも。

結構長いの多いからね。(分厚いの?あの人は別格です)

 

あまりタイトルも知られていない系の作品

嫌いじゃないんですよ。

また読みたい寓話系のラノベあるんですけど

いつ読めるかな…

 

この作品は4+1で構成されています。

さあ、怖い世界へ行きましょうね?(笑)

 

感想

どれもこれも救いようのない、

なんか背筋の寒くなる作品ばかりでした。

 

こういう作品を読んでも私は

眠れない体質はありません、ええ。

だけれども、なんかいやーな感じは受けますけれどもね。

 

最初の作品はひいっ!!てなる作品でしょう。

コンビニでいつも同じメニューを買う男には

とんでもない秘密があったわけで。

 

それを体験したのがコンビニの店員だった岸部都和という

女の子でした。

その男と親しくなってい家に行ったら…

 

ただし恐ろしいのはラストに出てくる2番目のシーンから

これは前回の事実とは設定が異なるので

実質BAD ENDととれる描写です。

 

それと現代に採用されたら恐ろしいのは

「子供たちの町」でしょうかね。

 

子供は無垢の象徴ともいえる存在でしょう。

だんだん大人になるとこうもすれていくものでしてね…

拗らせてこんな中の人になるものです。

 

で、なんでタイトルの風なのといいますと…

子供がこの恐怖に関わっていくんですよ。

 

しかも無垢だからこそ、恐ろしいのです。

私たちならば「それぐらいいいじゃない」と思われることが

そりゃあ重罪になるわけでして…

(ただしターゲットになった人たちは1例除いて確実にダメなやつ)

 

しかもラストはその1例だからね…

多分訂正してもこれ無理なケース…

無垢は時に、残酷だったりするものなんですよ。

 

そこに遊びの部分がない分ね。

 

で、+1の部分は…

そりゃあそうなるよというお話です。

つまり、結末を見ていれば察することができるのです。

ひええええ…

 

おわりに

眠れなくなる、といった代物ではないですが

地味に堪える作品でした。

 

全部において救いようがないのがね…

最後の作品に関しては

戒めとも取れるんじゃないかしら。

 

「怖い話をすることはつまり…」

だから嫌いなんじゃよ。