超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【もう残念フラグしかない】清涼院流水『カーニバル・イヴ』

 

あるトラブルがあったので問い合わせしたら解決した。

まれにあるのよね。

このケース2回目だ。

 

 

 

 

カーニバル・イヴ
清涼院流水

講談社 1997年12月

by ヨメレバ

 

 

 

 

世界を揺るがす事件が、起きる。

JDCにとっては最悪の事件が起きてしまいます。

今回はその事件が起きるまでのお話。

 

事件に関しては今回は数文字程度しか

出てきておりません。

あしからずご了承ください。

 

感想

※警告※今回のレビューは否定的、かつ

塩感想です、こういうのが嫌な方は即刻ブラウザバック!!

 

感想ねぇ…うーん…

ないといいたいぐらいなんだよね。

申し訳ない、本当に申し訳ないです。

 

多分これね、著者も意図してわざとやってると思うの。

こちらをこうさせるためにわざとやっているはず、だ。

 

でもね、全部からぶってしまっているのが

実に、実にイタいんですよね。

 

なんだろうな、本当に頭の中を垂れ流しに

しているような感覚しか感じられなかったんですわ。

 

今回は幸いにもそんなに無茶苦茶な濃度で

物語は進まないので救いようがあります。

まあJDCのメンバーって言ってしまえば「アレ」なひとたちの

集まりだよね…とは思いますが。

 

特に一体ちゃんことサムダーリン・雨恋に関しては

強烈すぎて他の人物がかすみそうになるくらいです。

厨二病こじらせてませんかねぇ?彼女。

 

あと怠惰な探偵は相変わらずね。

彼のようならしくない、エンジンかかるのに時間かかる

探偵は嫌いじゃないんだよね。

 

異様な能力を持つ彼らの中で

ある種一番人間臭いと感じるからね。

 

ちなみに今回は彼の悪友がJDC入りするようで。

論破しようとした評論家を

自殺に追い込むほどの鬼(!)だそうな。

今後の活躍に期待したいと思います。

 

特筆すべき語るものはないんだよね。

それぞれの心の傷とか、

これからの事件に関わりそうなこととか。

 

だけれども構成がよくないのか

あまりグッとくる間隔は残らないんだわ。

ただただ著者だけが騒いでいる感じ。

もったいないなぁ…

 

おわりに

まあそんなにひどい書き方にはならなかったけど

なんかこの方、惜しいんだよね。

ある人と比べちゃいけないんだけど

本当今並行して読んでいると差って歴然とするの。

 

大きい設定で読ませようとする、けど

それが生かしきれてないんだろうね。

重ね重ね残念。