超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

奇書

【神秘的系奇書】キアラン・カーソン『琥珀捕り』

なーんかよみづれぇなこれ!!と思ったらなんか脈絡がないんだよ、これ。しかもつながりも意図的だろうけど変な感じだし…実験的な作品なのかな?(タイトルがアルファベット順のため)

【何かを求めてはいけない】河野多恵子『臍の緒は妙薬』

これ奇書系に入るやつですね。終わりまで読んでもなにを伝えたいのかはイマイチ伝わってこない作品。決して文章が悪いわけでなく、意図してそうやっている作品ですね。

【異色の存在の没落】ギュンター・グラス『ブリキの太鼓 第3部』

この巻が一番の奇書だと感じました。だって、オスカルの変●描写が凄まじいんですもん。禁じられていた太鼓の力を放った彼には雨神々しささえ感じましたね。

【彼の力の終焉】ギュンター・グラス『ブリキの太鼓 第2部』

読めば読むほど不思議で、そしてとことん狂気とエロスだなと感じる本。だけれどもオスカルは実は背が大きくなっているのよね。それはつまり…