あ、現状の天気予報のままだと枯渇確定する。
勘弁してちょうだいよ…
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ダレン・シャン3 小学館 2006年07月14日
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クレプスリーの隠し事
なぜかサーカスをいったん離れざるを得なかったダレン。
友達であるエブラとともに
クレプスリーと街へと出ることとなります。
何も伝えずにこそこそと行動するクレプスリー。
気になった彼らはクレプスリーを
秘かに追跡することになるのですが…
感想
だんだんと半バンパイアとは言えども
バンパイアへと着々と近づいていく描写が
ちらほらと出てきましたね。
彼らはホテルに泊まるのですが
その際にこっそりと忍び込んで
生きるのに必要なだけの人の血液を
「こっそり」抜き取っていますから。
だけれどもやっぱりバンパイアになりたくない描写や
そうせざるを得なかったものの
バンパイアにさせたクレプスリーには少々
複雑な思いを寄せています。
あ、ちなみにですが今回、ダレン少年は
ハッピーな展開が待っております。
彼も人並みに恋をしたわけです。
ショッピングに行ったときに
一人の女の子に声をかけられたことがきっかけ。
そしてだんだんと関係は近づいていきます。
ですが、悲しきかな
この彼女との関係性が脅かされる
とんでもない出来事が起きてしまうのです。
これが今回の大イベントである
バンパイアから離脱した連中である
バンパニーズとの邂逅。
なぜ敵対するかというと
バンパイアは吸血するにしても
必要な分しか吸いません。
だけれどもバンパニーズはそれにあらず。
その人間を死に至らしめるまで吸血するのです。
要するにね、かつてのスタイルを固持したい連中の
集まりなのよね。
これを除けば決して彼らは究極まで
悪い連中ではないのです。
彼らは約束事は「きっちり」守るのです。
なので今回の敵である凶悪な
マーロックでさえもダレンが提示した約束に関しては
守っているのです。
(エブラを期日まで手を出さないということ)
ただし、クレプスリーとダレンが練った作戦に
まんまと引っかかったマーロックは
予想外の行動をとろうとしましたが…
おわりに
まあ戦いの仔細は本編で確かめてほしいところ。
敵対する側に相応しい狡猾さで
ダレンの心を惑わしてきますから。
ちなみに、最後、切ないですよ。
どうしても逃れられないバンパイアの血。
彼らは進まねばならないのですよね。
