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【避けられない戦いがやがて…】ダレン・シャン『ダレン・シャン5』

 

明日も行くんだな。これ。

当たり前だ、全部やっつけてやるんだから!!

 

 

 

 

ダレン・シャン『ダレン・シャン5』

ダレン・シャン5
ダレン・シャン

小学館 2006年11月24日

by ヨメレバ

 

 

 

 

失敗は「死」あるのみ

ダレンが受けることとなった試練は実に過酷です。

一応難易度の差はある程度あるものの

失敗すれば待ち受けるものは「死」なのです。

 

ちなみにこの試練、バンパイアのお偉いさん(元帥)も

挑戦しているのですが

何人か失敗しています。

 

だけれども処刑はできないので

死を選んだそうな…

 

って…半バンパイアのダレンにとっては

どうあがいても絶望じゃないの、これ。

 

感想

もちろんのことですが、これらの試練は

きちんと物語中で描写されています。

 

これはフィクションでよかった、よかったぞ!!

と思えるほどの試練が4つほど出てきます。

 

第一の試練は比較的楽(?)←バンパイア尺度でだ!!

な試練のはずですが、やっぱり待ち受けるのは死です。

だんだんと迷路に水が溜まっていき

それが満載になると…考えたくないわその先は!!

 

しかも生身じゃなくて体重の半分の負荷をかけるおまけつき。

しかもその負荷が時に迷路を通る邪魔をするのです。

そこで困惑したらもうまちうけるは死です。

 

…全然簡単じゃねーよ。

死がいちいちうろついてるじゃないか。

 

第二の試練は鍾乳洞を突破する試練。

だけれどもこれも手が傷つくのが前提のやばい代物。

石筍(あのつららの代物)落下注意ですので

落ちたのにあたれば…おいやめろこら。

 

これもかろうじて抜け出せています。

 

そして一番やばかったのが第三の試練。

試練の中でも難物の炎の試練なのです。

15分生き残れば突破ですが…

 

かなりこの場面はグロい描写となります。

これもまたやけど前提という代物。

まあお察しの通りですがダレンはこの試練で

深手を負う羽目になってしまうのです。

 

この先の試練に関しては結構重大事が隠されているので

この感想文では触れません。

その後に起きる出来事が

これから起きるであろう波乱の日々を予期させるからです。

 

あんな行動をとるやつらがいるとはね。

もっともその恐ろしい行動をとったやつは

敵側の陣営にも理解を示してた人だから…

 

そしていいところで終わります。

 

おわりに

もうこれは何かこれからありそうだよ…

圧倒的な絶望からダレンは

かろうじて逃れたのですから。

 

だけれどもまだまだ半バンパイア…

運命はいかに…

 

おしまい