超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【で…?】清涼院流水『彩紋家事件 後編』

 

明日からまた足はフル稼働です。

がんばるわよ。

 

※ここでお知らせとなります。

作者名で察しがつくでしょうが今回、

長くなる可能性と感想がネガティブになる可能性が大きいです。

苦手な方は速やかにブラウザバック!!

 

 

 

 

清涼院流水『彩紋家事件 後編』 彩紋家事件 後編

清涼院流水 講談社 2004年02月
売り上げランキング :
by ヨメレバ

 

 

 

 

だんだんと消えゆく彩紋家

まあバッタバッタと人が消えていきます。

探偵たちの監視があったとしても

結局は消えて行ってしまうのです。

 

一番犯人と目されていた人間が

その犯人を否定していますしね。

 

そして、その目的はついに…

 

感想

確かに今までにネガティブな意見が出る

作家さん(個人的に)はいるんですよね。

 

私の場合あるドラマ化もされている

超有名作家さん、実は苦手です。

本当これは申し訳ないです。

 

なぜかはもう今は亡き旧サイトで言っていますが

ある年齢が増えるシリーズの最初の事件でトラウマを

植え付けられているからです。

 

ただしその方はそうでないのもあるので

そこまで酷評は個人的観点ではしません。

 

あとは割愛ですね。

もう一人はまあ意図的に嘲る口調でやってるだけで

小物感が否めないだけ。

 

著者はね…意図的にこれやってるんだよなぁ…

読ませるためではあるけど、正直無駄があまりに多すぎるの。

 

これは昨日読んだ作品でも別所で無駄な部分があるという

感想を述べたのだけれども

この人の作品の無駄は「真の無駄な部分」になってしまってるのよ。

 

ただし記述の部分だけは除くけれどもね。

意外なトリックってあるんだなと思いましたし。

 

あとこの一連の事件に隠された裏側で

なぜ彩紋家にある種の自由業が絡んでいるかも

説明されていたしね。

(まあ現実の世界でも自由業の人それに関わっている人多いんだ)

 

この部分に関してはまあまだなんとか読めているほうなの。

他の部分は結構無駄が多いんだよね…

なぜその事項を付け加えたのっていうぐらいに

3行でまとめてくれな文章記述が多くてね。

 

恐らくこの人の作品が苦手なのは

あまり内容がないものをさも当然のごとく大きくし

(これが大説なのでしょう)

広げすぎたのにかかわらず

きちんと補完ができていないところかな。

 

間違いなく発想力はあるの。

でもそれを世界観を広げすぎて

ごまかしすぎちゃダメということ。

いい部分もあるのに全部消えちゃう…

 

でもほかのシリーズ読めときたら

ちゃんと読むわよ。

私のポリシーに反するし。

 

おわりに

化ける作家さんではあるはずなんだけれども

付け焼刃なんだろうね。

多分この手法でやっているうちは

脱することは難しいだろうな…

 

もったいないとはおもう。