明日もとりあえず確定だね。
休めると思ったんだけど、残念だなぁ。
(明後日はその代わりおやすみ)
彩紋家事件 前編 講談社 2004年01月
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件の事件、ついに…
シリーズでよく話題に出てくる事件の1つが
ついに出てくることになります。
奇術師の家系で起きた怪死事件。
その調査に派遣されたのは
二人の探偵でした。
これは、まだJLCが
本格的に稼働する前の物語…
感想
※もうこの作家さんはこの警告入れておくか。
今回も恐らく批判的寄りな感想になります。
そういうのは許せんな人はブラウザバック。
はい、例の一文を入れて始まりました。
だけれども今回のはさほど物量では攻めてはいない
(まあそれでもノベルズとしては多めだけれどもね)
のと変なひねくれた要素はないため比較的読みやすいです。
…ではあるものの、この作家さんはさすが目の付け所がシャ…
ではなくて宇宙のかなたから見てるんでないか?とおもう
視点の持ち主。
今回は同じ情景を何度も何度も
まあまあもう見飽きた!!もういいやめてくれと言わんばかりに
繰り返しやってくださっております(笑)
もうここまで来るとはへー…にしかならないものなんだよね。
未知の作風の作品に当たってしまうとね。
まあ残念ながら良いほうで読むことは
相変わらずできないかな。
まあそれには理由もあるのよ。
前代未聞の「ある種の指示」を
読者にしてくるんですよ。
あのね…申し訳ないのだけれどもね
大風呂敷を大いに広げすぎて中身が…をやらかした
前科のある著者には正直信用がありません。
なのでこの不条理な指示は一切無視しました。
ま、すごくきつい言葉で言ってしまえば
そういわれるのわかってたよね(笑)
そうなるの、意図してるものね。
ただこの指示のある描写については
恐らく現実の画像にしたら
もう驚きしか出ないだろうなとは思っています。
鮮やかな奇術の描写は
これ現実で見たら口ずっとあんぐりなんだろうな
という雰囲気を醸し出していますし。
…てな風にいいところはちゃんとある作家さんなのよ。
ただし自虐が過ぎるし、伏線回収が
あまりにもうまくないんだよね…
遅いというより、げんなりさせてしまってるから
気に留めなくなるのよ。
いいものは持っているのに…本当残念。
おわりに
ただし、あの苦行の本を含めて読んだあなたには
ある人物の意外な面を見ることのできるチャンスが
与えられたりします。
実はこの人物はこの作品で主役といっていいほどに
奇術で活躍している人なんですよ。
そのあとの姿からは本当に想像も
つかないと思いますよ。