貴重な今日の休み。
少し骨休みに行ける予定なので
エンジョイしてくる。
ダレン・シャン6 小学館 2006年11月24日
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過酷な戦いの渦へ
何とか裏切りとバンパニーズの追跡から
逃れることのできたダレン。
しかしながら代償として
彼は深い傷を負ってしまいました。
何とかしてこの事実を伝えなければ…
けれども体が…
感想
一番地味にくる巻でしたね。
こういう表現はあまり相応しくないのですが
グサグサと何回もいろんな場所を刺される感覚でした
ボロボロだったダレンを助けてくれたのは
かつて一緒に旅をしたオオカミたちでした。
彼らとともに生活していくうちに
彼は体力を取り戻していったのです。
だけれども、またもや別れの時が来るのです。
そう、裏切り者を告発しなければ
ならないという大使命を果たさなければなりませんので。
そう、この巻は嫌というほど別れがついて回ります。
今までで所々物語にスパイスを与えてくれた
バンパイアとしては稀有な存在…
ええ、そのバンパイアとの別れが訪れてしまいます。
ああ、この方だけは最後の最後までいてほしかったのに…
抗えないバンパイアの血に正直に生き
真っ向からバンパニーズの戦いに赴いた結果
命を落としてしまうことになります。
その出来事は比較的温厚だったダレンを
理由なくバンパニーズを排斥するまでに
怒りへと駆り立てるのです。
つまりその方はその人がめったにしない握手を
しただけあってそれだけ大事であったということ。
あまりにこの出来事はつらかった…
それと、裏切りの烙印を押されることとなった
これまたダレンの仲間だったバンパイアも。
もちろん今回の裏切りは掟を破っています。
なのでバンパイアとして最悪の処刑は
免れないこととなるのです。
だけれども、決して彼に関しては
私欲のために禁を犯したわけではありませんでした。
だけれどもその方法があまりに悪かったのです。
結果的にバンパイア・マウンテンに敵を入れてしまったのですから。
一連の出来事の終わりに
言い渡されていなかったダレンの判決が
出ることになりますが…
おわりに
ストーリー性の強い作品はこういうのがあるからね…
特にファンタジーは別シリーズでトラウマ植え付けられてるので
どうしてもこういう描写は苦手なんだ…
本当偏る感想になるのは許してね。
これで半分…
敵側の未知の存在って何だろう…