今日はなかなかの熱風でしたね。
明日もそんな熱風の中いかねば。
 |
ズッコケ三人組の未来報告 ポプラ社 1997年07月
|
彼らの20年後は…
気が付いたら、20年後の世界へといってしまっていた…?
そんな摩訶不思議なことは本の世界だからこそ
許されているもの。
彼ら、実は20年後にあけるタイムカプセルの
作文を用意できていなかったのです。
締め切りは明日だというのにですぜ!!
そんな中突如として…
感想
実はこの作品で表紙のイラストの人は最後なんですよね…
本中にも書いてあるし、調べればわかりますが
絵の方は白血病で亡くなってしまっているのです。
なので次からはイラストの人が変わるんですよね。
楽しみでもある分、このイラスト好きだったんですよね。
うん、惜しい人をなくしたと思うんだ…
彼らの20年後の姿は基本変わりませんね。
性格なんかハチベエはぜーーーーんぜんお変わりなくです(笑)
女性に手が早い部分もやっぱりね(コラコラ)
そしてハカセも変わりはありません。
やっぱり考古学のほうに興味を持っているようで。
まあ彼らしいですよね。
で、実を言いますとこのハカセ君
一番今回の作品でいい思いをしますよ?
なぜそうなのかって?大体想像がつくでしょうよ。
モーちゃんが一番すごいと思うのですよ。
だって国際結婚してしまうんですからね。
しかも4か国語しゃべることのできるすごい美女さんと。
なのでモーちゃんは一番同窓会のときに
話題を集めていたんですよね。
(でも博士もある理由で…)
ちなみにこの20年後の世界、
ちょっとした謎解き要素があります。
なぜならばタイムカプセルは当初
どこかへ行ってしまっていたからなのです。
一応その後郵送という形で
一番怪しいと思われたレアカードすら無事で
帰ってきたのですが
のちにある人の作文と図画のみなくなっていたわけで。
実はその子だけは決して20年後の集まりには
来れるはずがなかったのです。
なぜならばアメリカで交通事故死してしまったから。
だけれども何か理由があるかのように
日本には来日しないはずのアーティストが
突如来日公演をすることになるんですよね…
ンン～!!と思ったそこのあなた!!
そのピーンは正解ですぜ。
それにまつわる物語は必読でありますぞ。
おわりに
実は来れない人、まだ数人名前出てるのよね。
今後何らかの形で補完来るのかな。
このシリーズは別シリーズも含めて
そうしてくれる場合があるので楽しみではあります。
うん、最後のこのイラスト、焼き付けておこう。
