今日は素敵な姿を見ることができました。
待ちに待ったその姿です。
それは、輝いていた時期に見たあの姿そのものでした。
また、その輝きが戻りますように。
シネマと銃口と怪人 平凡社 1997年08月
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戦時中にもあった映画
戦時中でももちろんのこと、
映画は作られていました。
だけれども、こういった特殊状況下では
時に普段ならばできる表現も
敵国からすれば「ダメなやつ」として扱われ、
上映そのものが禁止されるようなものもありました。
この本の人物たちは戦中、戦後に
活躍していった人物たちのお話です。
感想
私、残念なことに
あまり映画には縁がないのよね…
ただ割かし古めの映画というのは
身内がそういうのが好きで
懐かしさで見ていたことがあったから
ちらりと見ていた記憶はあります。
現代の方では、ほとんど見てないのよねぇ…
集中力のせいではなくて
これがいい!!と思っていた作品が
上映箇所が限られていたりする場合があるので…
話が脱線してしまいましたね。
本来の方向性へと戻していきましょうか。
なかなかにこの時代でも印象的というか
見てみたいけれども扱われている内容がなかなかハードなので
ちょっと見るのは迷ってしまうな、というのがあります。
いわゆるアレな殺人鬼が扱われている「M」ですね。
ここに主役として出演した俳優さんがなかなか濃いんですよね。
なぜかあるシリーズで日本人の役をやっていたりしますし。
しかもこのシリーズはどうやら好評(?)だったらしく
日米関係が悪化する1939年まで続いたのだから
驚きですよね。
ただし、この俳優さんはナチスに関しては
かなりの恐怖を抱いていたみたいです。
まああそこに関しては思想に関しても
虫唾が走りますからね…
この本で私が一番よかったのは
名前だけは結構聞くのだけれども
詳しく何をやったかは知らない有名な早川雪洲ですね。
語学が堪能だったからこそ海外で
俳優として大きく成功できたんだな…と。
ちなみに途中でスキャンダルも出てくるのですが
その相手となった人もなかなか濃いんですよね。
だけれどもこちらの女性側の方は
やはりそういうイメージがついて回ってしまったがために
結局途中でそのキャリアは潰えてしまうんですよね。
まあこれらに関しては
何とも言えないからね。
今はこの時代よりもっと厳しいと思うんだ…
歴史のほうがメインの本。
ある今当たり前にある嗜みなんか
提唱しなければなかっただろうね。
おわりに
嗜みに関してはここでうかつに感想を書くと
このブログそのものが抹殺されかねないので
仔細には書かないでおきたいと思います。
でも、当たり前だったそのことに異を唱える人が
いなければきっと女性の地位はもっともっと
ひどかったとおもうのですよ。
ただ異を唱えた女性ではない人の
少子化に関する考えはちょっと違うなと
私は思ってはおりますが。
(ただ発言当時はどうかは分からないよ?)
私にはワケワカメな世界だったけど
興味深く読むことはできました。
おしまい