超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【そして消えていく…】菊池勇夫『アイヌ民族と日本人』

ようやく終えました。

悲しい出来事がありました。

だけれども前は見ないといけません。

 

 

 

 

菊池勇夫『アイヌ民族と日本人』

アイヌ民族と日本人
菊池勇夫

吉川弘文館 2023年03月01日

by ヨメレバ

 

 

 

 

蝦夷という場所

かつてあったその場所には

アイヌという民族がいました。

 

私たちとは違った習慣を持つ民族。

しかしながら今もそうではあるのですが

こう違った人たちを日本人は

受け入れることがありませんでした。

 

それどころか、蔑視した挙句に

労働力を搾取し続け、

挙句彼らの土地をことごとく奪ったのです…

 

感想

私はこの時代の歴史には大変疎いので

あまり本編に触れる感想を書くことは

技量不足、ということであまりできません。

 

そのため気になった点を述べるだけに

とどめさせていただきます。

 

上記の通り技量不足が大いにあるので

文章表現能力もただでさえ低いのに

より一層低くなっております。

見る価値ねぇよバーカとお思いになりましたからここで

ブラウザの×ボタンどうぞ。

 

歴史の過ちって何度でも繰り返す…

いや何度も繰り返している最中なんだと思いますよ。

なんでこうも学ばないんだろうね。

 

いや、歴史を見て確かに気付いてはいるのよ。

どこかで人はちょっと程度が低い人がいるな?

と思うとそういう嫌な面が出ちゃうんかな。

私もきっとある、いやあるしな…

 

この気持ちっていうのは本当に厄介よね。

 

実はかなり日本人はアイヌの人たちに

残酷極まりない行為をしています。

対応に不満を持ったものたちが起こした蜂起の一幕で

和解に応じると見せかけた不意打ちにしたという

クッソみてぇな出来事があったんですよね。

 

恐らく彼らには何も通じないから

こうやるしかなかった、とでも言いたいのでしょうかね。

近代でないからという点を汲み取ったとしても

あまりにも人の傲慢さが伝わってくる

読んでいてむかつきしかない歴史でしたね。

 

他にも待遇の格差もあったとされています。

そもそもなぜそこに差が出てくるのでしょうね。

今もこれはそうですけれども。

 

~だから~。というのはどこから出てきてるのか…

そういう点で見ると本当不条理って山盛り出てくるものです。

 

あとは幕府が倒れてからの彼らの運命も

あまりに過酷だったのです。

その前からも過酷で一部のアイヌの人がロシア側にわたって

結局戻ってこなかったというのもありますからね。

 

そう思うと、傲慢さが消したように感じるのは

気のせいでしょうか…

 

おわりに

少しだけ触れておくと、海産物のところで

今となっては貴重となっているある魚が出てきます。

レアな調理法ですが刺身にするととてもおいしく

中の人はこれが好物だったりします。

(ただし小骨が多いので好き嫌いは明確に分かれます)

 

それはまだ比較的獲れていた時期には

肥料として使われていたり、

しかもこれがありえないのが

下賤な食料とみなされていたこと。

 

やっぱり傲慢さがここにはあるんだね。

まあその後も同じ歴史を繰り返したのは

言うまでもなくだよな。

 

欲ってえらいこっちゃだよ。