超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

【アレなのは多め】竹田晃編『中国幻想小説傑作集』

国によって小説にも癖って出てきますよね。中国のそれはなぜか知らないけれどもエッなネタが実に多いんですよ。それと無駄にカオスとかね。

【その知の尾をつかんでみたい】吉本隆明『空虚としての主題』

知を極めるということはとてつもないことです。彼の著書は難解なことで有名です。だけれどもこの本は意味不明になる度合いは少ないかな。

【人に大事なもの】アリアナ・ハフィントン『スリープ・レボリューション』

心地よい睡眠、送れてる?もしもそうでなければ何らかの改善は必要かも…昔は睡眠が悪徳といわれていたけど様々な問題が出てきてからはそうではなくなりましたよね。

【最後の渾身の作品】ジェイムズ・クラムリー『正当なる狂気』

この作品にて著者のシリーズ作品はラストとなります。なぜならば著者は2008年にすでに亡くなってしまっていますので。訳者の願いはかなわなかったんですよね…どこまでもハードボイルドの異端者でした。

【教会の裏の顔は…】二階堂黎人『聖アウスラ修道院の惨劇』

物量(笑)彼の作品は物量で構成されております。だけれどもサクサク読めるところが恐ろしいのです。まだここまでは笑っていられるの、その先のシリーズは…(笑っていたい)

【あの出来事は無慈悲に…】壷井栄『二十四の瞳』

この作品はあまりに有名でしょう。だけれどもなかなか中身には触れない人は多いんじゃないかな。1年生の部分は結構短いです。

【逃げる者の前には…】桐野夏生『OUT(下)』

文章が強烈すぎてダメージを受けてしまいました。文章が本から飛び出てくるとは恐ろしや。一線を越えたものに立ち向かえるのは、そういう人ということでしょう。

【結構問題作だよ】那須正幹『ズッコケ結婚相談所』

一応今回は読書注意という警告だけはしておきたいと思います。理由はあるけどちょっと児童書にしてはパンチが強すぎるわね。ただ、そうせざるを得なかったのはわからないでもないの。

【さあ、沼に堕ちてゆけ】池谷伊佐夫『古本蟲がゆく』

古本好きでなくてもお勧めしたい本です。イラストがとにかく緻密で素晴らしいのです。特に戦利品!!本に対する愛を感じますね。

【結局牙をむく】ロバート・K・レスラー/トム・シャットマン『FBI心理分析官』

この本は読む際に冒頭の写真の扱いには要注意です。いわゆるbodyというやつです。(英語でぼかしました)環境一つで人は振り切るほど狂ってしまうものなんだ…

【何から何までひどいよな】E・M・フォースター『天使も踏むを恐れるところ』

なんで感想の書きづらい作品がこうも続くんでしょうね(ボヤキ)だけれどもこういうのをこなすのも楽しみというもの!!あるちょっとアレな感じの女性がもたらした悲劇。

【平凡な家族の隠し事】金井恵美子『文章教室』

うん、わからん。前衛小説は私にはあまり相性はよくないようです。何の変哲もないであろう平凡な家族で巻き起こる恋愛模様。むろん婚外恋愛ありね。