超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【何から何までひどいよな】E・M・フォースター『天使も踏むを恐れるところ』

 

今日は雨。

明日は晴れ。

また詰め込んだ運動の日々が始まる。

 

 

 

 

天使も踏むを恐れるところ
E・M・フォースター

白水社 1996年09月

by ヨメレバ

 

 

 

 

一人の女性の死が巻き起こした騒動

その女性は向こう見ずなところがありました。

なぜならば、一度決めたことはとことん突っ走ってしまうからです。

だけれどもその突っ走ったものが実にいけませんでしたね。

 

だってそれ、重大事である結婚ですもの。

この物語の舞台の時代では結婚は今よりもはるかに

重大事な時代。

 

しかも勝手に進めてもう結婚まで正式にやられてたんだから

女性の家側はもうたまったものではありません。

 

そして事態はさらに最悪なことに。

 

感想

これはひどい。じつにひどい。何から何までひどい。

もうひどいが何個あっても足りないぐらい。

ついうっかりこのブログの文章ひどいで

埋め尽くしたい気分になるほどですよ。

 

まあ時代背景上致し方ない気がするけど

なんでこうもほかの国の人に対する理解がないんだと。

まあそんな時代だからと結論付けるしかないんだけど。

 

今回の事件の核となる人物、ヘリトン家のリリアは

いわゆるこの時代の枠には収まらない人間だったがゆえに

ヘリトン家では正直手に余る存在でした。

 

何とか教育しようとした矢先でイタリアで

結婚しちゃったんだからさあ大変。

 

この結婚もね、最初幸せだったんですよ。

だった、な。

つまりだんだんといろいろな思惑の相違によって

関係性はガタガタになるわけで。

 

そして何とかつなぎとめようと子供をもうけたものの、

出産後リリアは亡くなってしまいます。

 

それに憤慨したのはヘリトン家です。

あのやば…(以下自粛)と信じてやまない傲慢ちきな一家。

その遺児を取り戻すためにママンラブのフィリップと

偏見の塊のキャロラインと他1名(省くな)とともに

奪還作戦に行くわけで。

 

まあ、うまくいきっこないなというにおいがプンプンしてきますわな。

それ正解だからな。

しかもその結末はあまりにも傲慢極まりなく、

なおかつ救えないものとなっております。

 

おわりに

まず懺悔させてください。

この物語のヘリトン家の結末を見てスカッとしてしまいました。

傲慢だから罰が当たるんだよ。

 

だけれどもその他1名で省いたお嬢さんに関しては

ちゃんと奪還に関してはまじめに立ち向かってはいました。

だけれどもある事情により、失敗してしまいました。

 

理由は本文を見てほしいかな。

それじゃあ強く出れないよな…

 

うん、感想は書けた、でも苦手!!

 

おしまい