超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【アレなのは多め】竹田晃編『中国幻想小説傑作集』

 

あらいやだ、

有酸素に連続で行けない日が。

その天気変わって…

 

 

 

 

竹田晃編『中国幻想小説傑作集』

中国幻想小説傑作集
竹田晃

白水社 1990年12月

by ヨメレバ

 

 

 

 

不思議な世界観

それぞれの国のこういった作品は数多く読んできたつもり(?)です。

以前全集とかも読んでいましたからね。

(こういうことばっかりかつての顔ではやっていました)

 

とりわけこの中国の作品は

なんだか知らないけれども不思議で、

時折狂気に満ちているんですよね。

 

そんな傑作集が、あるのです。

ここにね。

 

感想

だーれがこの本のセールスをやれと小一時間。

そういうつもりで感想文を書くわけではありません。

ちょっと気になってくれればうれしいとは思います。

それはこのブログを書く私もうれしいですので。

 

基本的にエッな作品が多いです。

さすがに訳をした人もそのまんま書くわけにはいきませんので

睦みごとという大変素敵な表現をしてみたり

朝から夜までうんちゃらというそこそこダイレクトな表現を

していたりと頭の中がアレな私にはお得でしかありませんでした。

(自らアレをさらすスタイル)

 

そして何回やっても同じパターンにはまる人の多いこと。

これを笑う人もいることでしょう。

でも人って本当に過ちを繰り返す生き物ですよ?

 

何度やっても備忘録代わりの某所で

アップロード後にやる楽しい作業がスムーズにできません。

押すものを押さないでそのまま入力して消す羽目になる

こんな些細なところから過ちを繰り返すのがよくわかるでしょ?

 

ちなみにそのそこそこダイレクトな表現のある作品ですが

実は主要人物の一人が…という

とんでもない事実が浮き彫りになります。

 

その段階まで至らなくても

大体嫌な予感は読者側に伝わってくるのです。

それが現実となってくるのです、後半に。

 

でもそういう存在でもちゃんと愛はあったんだよね。

立場が違っただけでね。

 

この作品は古代の作品ばかりでなくて

現代の作品も紛れています。

有名な魯迅の作品もあります。

 

しかしながらこいつ、頭が狂ってるのではないか!!

と言ってしまいたいぐらいに狂気に満ち溢れているのです。

 

もうね、全員おかしい

最後もやっぱりおかしい。

かたき討ちをしようとしたものを討ち取った男も

もはやいろいろとおかしい。

 

おかしいまみれなんです。

結末も無論おかしいしひどい。

救いよう0。

 

もう面食らってしまいました。

近代の作品は1作品除いてこんな調子です。

スゴカッターヨ…

 

おわりに

ここでは触れませんでしたが

「聊斎志異(りょうさいしい)」に関しては

寓話の形で不思議系で面白かったですよ。

まあやっぱりへんてこなのはありましたがね。

 

なんなんだろ、このヘンテコでエッ、で

カオスなのは…

 

おしまい