とても暑い。
ジトっとしてる。
嫌な感じ。
ズッコケ結婚相談所 ポプラ社 1990年06月
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相談所はやがて…
前半と後半ではがらりと様相が変わる
かなり変わり種の作品となります。
最初のほうでは子供の自殺者が出たということで
三人組が相談所を作ることとなります。
まあ、どうなるかは大体わかりますね。
スットコドッコイになりますよ。
そのあとがメインですよ…
感想
結婚相談所とタイトルがつくのは
モーちゃんのお母さんに再婚話が出るからです。
まあこのシリーズを読めばわかりますが
モーちゃんはある理由により母子家庭です。
ある理由ですが…まあそこに関しては
いろいろと展開があるので感想では深く触れません。
父親の記憶のないモーちゃんには
父というイメージがないのです。
そこでハカセはモーちゃんに本当の父親に合わせようと
画策しようとするのですが…
これね…いっちばん私が嫌いな展開なの。
児童書でキレるのは正直大人げないのは承知してる。
だけれどもはっきり言えば余計なお世話なのね。
確かにモーちゃんの母親が表向きの理由を
(私が嫌うクソ身内のした行為)に変えたのはわかります。
そして一つ事実を隠していたのもわかります。
まあ結果的にこの物語中では
モーちゃんは吹っ切れて、ちゃんと立つべき位置を
決めることができたけれども、結構危険な行為だからね。
(現在は絶対ダメだけど、物語当時でもアウトじゃないかな)
だからこの作品に関しては申し訳ないけれども
まったく感情移入することはできなかったかな。
どうやら著者の作品は「児童書らしからぬ」といわれる意見が
ちらほらとあったけれども、たぶんこの本のせいだとは
私は思っているんだよね。
ただ言えることは子供に誇れないことをするんじゃないってこと。
私もそうだけれども心に深い傷を残すし、
どうしてよいかもわからないようになる。
でもモーちゃんは幸せなことに、いい友達に恵まれてるよね。
おわりに
個人の事情がらみなので感想がひどいです。
本当に申し訳ないです。
だけれども、周りにもこういう人いたからやっぱり駄目だった…
この作品に関してはまじめに
読書注意で。