超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【ゾッとするやつ、あります】アミの会(仮)「捨てる」

結構この方々、アンソロジー冊数あるので追いかけてみました(笑)「捨てる」という行為をテーマにした作品たち。ほとんどがネガティブなものが多いものの、心が温まる作品も存在します。

【ゆく先々、事件あり】西尾維新「掟上今日子の乗車券」

シリーズも11冊目。今回は忘却探偵のボディーガード、親切守君が登場します。ただし厄介とは違い、彼は大変損な役回りが多いんですよね。豚扱いまでされるという…

【男は人々を欺き、犯罪を重ねた】佐木隆三「復讐するは我にあり」

実際にあった凶悪犯罪となります。名前は違いますが、この本の登場人物の名前でもちゃんと出てきます。なぜに彼はこれほどまでに犯罪を重ねてしまったのか…

【少年たちのスパイシーな経験】スティーヴン・キング「スタンド・バイ・ミー」

著者の「フツーの小説」(らしいよ)の秋冬編となります。もう表題作はあまりにも有名ですね。4人の少年が死体探しという何とも背徳感あふれる冒険に出かけます。途中もちろん危険に遭遇しますよ。

【少女が巻き込まれる、果てなき戦い】冲方丁「マルドゥック・スクランブル(改訂新版)」

元々は3分冊の本でこれは合本版なのでページ数がえらいことになっています。この映画はまあ本を読んでいけばアニメ化向きの本ですでにそうなっています。一人の少女が困難を乗り越え、自分にも向き合っていく物語でもあります。

【思いを遂げるためには…力ずく!!】蝉川夏哉「異世界居酒屋『のぶ』六杯目」

このシリーズももう6冊目。我らがアイドル(?)エーファの兄弟もさりげなく出てきます。彼女はまだまだ少女ですものね。甘えたい盛りですよね…そしてある侯爵の想い人がいるのですが、その人と相思相愛になるには…

【一人の自分も、誰かに接する自分も、自分。】平野啓一郎「私とは何か」

本当の自分は何なのか…これに思い悩むことはままあると思います。でも本当の自分って…と結局堂々巡りになりがちです。だけれども、ここは発想を変えてみませんか?