超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【およよ…!!】古野まほろ「探偵小説のためのノスタルジア『木剋土』」

妄想だだ漏れがおなじみのこのシリーズなのですが…なんと異変が起きております。妄想描写はあまりないではありませんか…!!(ただし別掲であり)

【追い求めなければ、知ることはできない】鄭春河「台湾人元志願兵と大東亜戦争」

おそらくこれらの事実は、ある種「都合の悪い事実」として隠されている場合が多いでしょう。その他にもこの本中には、隠されがちな事実が出てきております。

【妄想だだ漏れ・その2】古野まほろ「探偵小説のためのヴァリエイション『土剋水』」

またまたやってまいりました。妄想がいろいろと垂れ流されているミステリー作品。その妄想のだだ漏れ具合、山の如しといってもいいぐらいです。とにかく読むのに支障が出るぐらいに。

【ひとまず、おしまい】大森望責任編集「NOVA 10」

ライトなものからヘヴィーなものまで。例にないほどの巻数のアンソロジーはこれでひとまず「完」でもおわかりでしょう、ちゃんと続きます。しかも新刊も出るとか…

【そのパトロンが企んだことは…】西尾維新「掟上今日子の推薦文」

読者の目の前である種勝手に物事が進んでいってしまうミステリーかもしれませんね。理不尽に作品が壊され、そして壊したものの元でやとわれて…事件が起きるわけでして。

【毒はあるけど、惹かれるの】岸田今日子「ラストシーン」

言葉というのは様々な力を持ちます。人を勇気づけたりもしますが、時に使い方を間違えば、人の命を落とす武器にもなりえます。この作品は…異様な雰囲気を醸し出す演出装置として言葉が力を持ちます。

【驚くほどにあっさり目】高田崇史「QED 式の密室」

まず、手に取って驚かれることでしょう。「この薄さ、脅威だぜ!!」とね。前のシリーズのように、重厚感にあふれていないんですよ。ただそれでも要所要所おもしろいポイントはありますが。