筋活を無事に終えてきました。
ちゃんと買うものも買えたし、大収穫かな。
あ、さすがに怠惰は買わなかったよ。
体締めろし。
NOVA 10 河出書房新社 2013年07月
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これでひとまず
アンソロジーとしては一区切りとなります。
まあ、実を言いますとその後もう少し出ますし、
新刊も出るみたいなのですが…
最後の2作家さんの力量に驚かされます。
まあどっちもハード系ですので読む際は注意ですが…
感想
ようやくここまで読むことができました。
長かったわね…(まじめにやれとかいわない)
多分この巻の本気は最後に出てくるお二方でしょう。
どちらも有名どころです。
ラスト1つ前の人は初めて彼の作品に触れたときに
ものすごく衝撃を受けた作家さんでした。
その独自の世界観に。
無論、そんな世界観を放つ彼が放っておかれることはなく
やがて有名になっていったのは言うまでもありません。
ただし、その世界観は難解です。ええ。
最後の方は…ゲーム化もされてます。
そのゲームと少しばかり似たような作品かも。
ただし、ある作家さんへのオマージュなんですよね。
(ただし、その作家さんはあまり私は読んでいません。
邦SFは読んでいる数が少ないのです。)
この二人の作品は前述の通りでハードなものです。
私はこういうわけのわからない世界観がなぜか好きなので
わからなくてもま、いいかの感覚で読み進めました。
円上塔先生のは…ごめんね。
最後の作品の方は人以外の要素を組み込まれたものの
限界というものを見た気がします。
予想外の行動をとられてしまうと
どうにもしようがなくなる、という感じでしょうか。
結局本中で書かれた計画は
何をしても失敗に終わった気がするんですよね…
ほかの作品としては「妄想少女」という作品があって
この作品はやがて来るであろう未来を見ている感じです。
いわゆる行動をとってエネルギーを稼いでいくのです。
しかもその女性にはある秘密があって…
まあその挙動はいわゆるポケGO等のゲームに似付くものがありました。
ただし、この作品では生活に直結します。
なぜ女性がたくさん行動をとることでエネルギーを稼ぐかは
途中で明らかになるのです。
文中には別側面の彼女も出てきます。
まあこれは私の趣味の筋トレの描写にも似付くものがあり
なんだか感情移入できましたね。
ほかの作品としてはある障害を持つ男の
自伝的な作品もあるのです。
これも立派なSFだと思いますよ。
なぜならば、人の「あるもの」を変えてしまう力を
男は持っていますからね。
最後の2つは本気度が高かったですが
面白かったのはそっちではなかったのですよ。
読んでいてすごい、とは感じましたがね。
おわりに
ひとまず、お疲れさまでした。(まだ続くけど!!)
巻によってはあまりハードなものが入っていなかったりも
ままありましたし、あるパンツの人は参加しなかったみたいだし。
へんてこなSFチョイ要素の作品もあったし。
でもそれだって立派なSFだものね。
要素があればね。
また続きは読みます。はい。