超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【謎しかねぇっ!!】那須正幹『ズッコケ三人組と死神人形』

問答無用で雨かな…

ま、その場合はゆっくりと自分のなすことを

片づけていくことにしますよ…

 

 

 

 

那須正幹『ズッコケ三人組と死神人形』

ズッコケ三人組と死神人形
那須正幹

ポプラ社 2002年06月

by ヨメレバ

 

 

 

 

その人形に関わったら…死ぬ。

死神人形を送られたものは

奇怪な死を遂げてしまう…

そんな事件が3件連続して発生しました。

 

そして、その人形はまたしても

死をもたらす結果となってしまったのです。

しかもそれは、われらが三人組の

そばで…

 

感想

この作品、感想あまり書きようがないんだよね…

だって結末部分が意味深でしかなくて

推測は個人的な部分ではいくらでもできるけど

はっきりした感じには本中で提示されたものでは

正直できないんだよね。

 

一応本当に殺人事件は起きます。

ですが、最初に起きる青が森山荘の倉庫の

火災とそれに伴う死体発見(?)に関しては別個に考えてください。

 

なぜ(?)がついているかは読んでいただければ

どういうことかは判明します。

まあ勘の鋭い人ならば事件現場の状況が

明らかに不自然ですし、関係人物の状況を鑑みれば

何かがあるということは推測できると思います。

 

その次に起きたいけ好かないK(おいやめろ)カメラマンである

栗林に関しては明らかなる殺人となっています。

どうやらこの男の部屋には件の死神人形が

転がっていたので何らかの関係性が

あるようなのですが…

 

ちなみにですがこの作品、

ちゃんと犯人は存在しますのでご安心を(?)

だけれども犯人が出たら気になるのは

「犯行理由は何ぞ?」ですよね。

 

これがね…頭を抱える問題でしてね…

なんでそういうことになったのか

冒頭の意味深な連続死亡案件でも

わからないのよ。

 

ヒントとなる犯人のコメントはあるんだけどさ

だとしたらそれは何なんだよ!!と総ツッコミなのさ。

だからこそ頭抱えてしまうのよね。

 

最後にも殺人(?)は起きてしまうのですが

これもあまりにも不可解なのよね。

だけれどもこの死の状況って

これも何らかの訳ありだと個人的に感じているの。

 

この事件に関しては犯人が「まさか…」と

いっているからおとなしかったこの被害者(?)は

何かを知っていたんだと思うんだよな…

 

今回は三人組は現場にいただけの感じで

活躍はなしというレア作品でした。

だけれどもモーちゃんはモテるという事実だけは

知ることができたわけで。

(でも扱いはペットの地位ってひどすぎじゃろ)

 

おわりに

これ大人でも頭抱えてしまうんですけれども!!

どういうこっちゃですってばよ。

子どもだったらなーにーと聞いてきそうな案件。

 

答えられないのであきらめてね。

というかこんなクレイジーな大人に聞いちゃいけないから。

 

 

おしまい