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【追跡者は誰だ!!】二階堂黎人『巨大幽霊マンモス殺人事件』

明日はお休み!!やった。

顔のメンテナンスするぞ。

 

 

 

 

二階堂黎人『巨大幽霊マンモス殺人事件』

巨大幽霊マンモス事件
二階堂黎人

講談社 2017年09月07日

by ヨメレバ

 

 

 

 

さる老人が体験した事件…

それはシュペア老人が

まだ若かったころ、ある場所へ行くように

言われたことから始まった事件でした。

 

その<死の谷>には財宝が眠っているとのこと。

それを確かめるためにシュペアこと

セルゲイ・エフルーシはある一団にちゃっかりと

入り込んでその機会をうかがったのです。

 

ところが、追跡者がいるようで

次々と関係者は殺されていき…

 

感想

うーん…ごめんね。

今回もちょっとばかしネガティブ

感想になると思うんだ。

 

申し訳ないです。

なので苦手な人ブラウザバックなり閉じてな。

個人の感想でももしかしたらあなたにとっては

いい作品かもしれないからね。

 

その芽を摘むのは私の本意ではないので。

 

これは何度も言ってしまうけれども

あの大作2作品、いやもう人狼城で

著者は全力を使い切ってしまったの。

 

そのあとのラビリンスに関しては

残虐性では勝っていたけど

結末に関しては少々だったし…

 

この作品もね、新たな試みとして

犯人指定はユニークだと思うんだ。

ややアンフェア気味に取られるとは思うけど。

 

ただし事実を提示していないわけでは

決してないわけなの。

 

ただしミステリー小説では十八番といってもいい

巧みに読者を間違った方向へと導く文章が

ふんだんに出てくるのでまあ騙されるよね。

 

実際に殺人芸術界の面々

見事に騙されちゃってるもん。

 

ん、だれはその追跡者だったかって?

あ、すでに本編にきっちーり出てますからね。

きっちりとねっ!!

 

あ、触れるの忘れていましたね。

このタイトルのマンモスに関してですね。

ちゃんと出てきますよ。

間違いなくそれはそいつです。

 

が!!今までのシリーズのようなものを

期待してしまうとものっそい

裏切られる羽目になります。

(あのシリーズのせいだよ)

 

いたってまともなやつで

その技術は現在存在するものです。

と、思うと死の谷の研究施設って

結構すごかったなとは思うのですけれどもね。

 

という感じで終わりますが

もちろん、これで終わりではなくて

その後「あるなかなかの事実がどうなったか」についての

答えもしっかり出てくることとなります。

 

そしてたどった結末もね。

うん、そうするしかないよな。

絶対に点と線とで結ばれることは

できないといっても過言ではないね…

 

おわりに

面白かったけれども

やっぱりピーク時のそれと比べると

差が歴然としてしまうのは否めないんだ。

 

だからこそ文を紡ぐ人は

プレッシャーとの戦いなんだろうな。

私は燃え尽きたと正直思っています。

 

なお、某所で読む順番を間違えて

自滅する人が一定数いるようで!!

ちゃんと読む著者の刊行物は

調べたほうがいいよ!!

スマホもあるんだからさ!!

 

 

おしまい