超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【もう一人の主役の物語】ダレン・シャン『クレプスリー伝説1』

あしたは微妙なところなのかな。

お休みは欲しいところ。

 

 

 

 

ダレン・シャン『クレプスリー伝説1』

クレプスリー伝説1
ダレン・シャン

小学館 2011年04月

by ヨメレバ

 

 

 

 

少年は、ある子の恨みを…

その少年とその子は、血はつながっていないものの

兄弟同然に共に過ごしていました。

 

彼らは決して恵まれた環境にはおらず

今日を生きるために働かなければなりませんでした。

 

しかしながら、その労働環境は

人を人とも思わないようなむごい環境。

彼らの上司も鬼のようなやつでした。

 

そんな時、事件が起きたのです。

その上司がその子を死に至らしめてしまったのです。

 

怒りに燃えた少年は

その上司を殺してしまったのです…

 

そして必死の逃走をつづけた先に…

 

感想

この少年は誰かわかりますね。

そう、クレプスリーその人です。

 

彼は決して恵まれない環境で

必死になって働いていました。

 

だけれども、その工場はあまりにも

不条理がまかり通るところで

クレプスリーたちはまだ通いだったのでマシでしたが

この工場には奴隷同然で大人になるまで

働かされている子供たちがいました。

 

だけれどもその子たちの先は

もうご想像の通りです。

まともな体ではなくなってしまうのです。

 

無論そんな環境でまともなことが

起きるわけもなく、クレプスリーの兄弟同然の子である

バーがその犠牲者になってしまったのです。

 

しかも晒し者にされる辱めまで。

 

それに怒り狂ったクレプスリーはそのくそったれな

上司であるトラズを殺してしまったわけなのです。

無論、それはやってはいけないことなので

彼は追いかけられる羽目となります。

 

で、逃亡先で一人のバンパイアに会うのです。

その名前は、シーバー。

おや、聞いたことのある名前ですよね。

 

ちなみにですがクレプスリーは

バンパイアのもとについた後に

一人の少年を助けようとするのです。

 

彼ものちにバンパイアとなります。

この部分は本編のある人とは違いますね。

適正で言えば実はこの子のほうが上でした。

 

でも待てよ、これって何かがある気がするの。

 

ちなみにクレプスリー君は

本当に向こう見ずな子で

とことんまでに反抗する子でしたね。

そりゃあ怒りを爆発させてしまうのです。

 

一方で適性のある子のウェスタ―に関しては

比較的落ち着きがある感じがしましたね。

実は師匠であるシーバーはこの子よりもクレプスリーの方に

将来を見出しているんですよね。

 

だけれども、最後に思わぬ事件が

発生してしまいますが…

 

おわりに

そう思うとクレプスリーがダレンの成長を

急激にさせたのには訳がありそうですよ?

そしてイレギュラーなことをやったのも。

 

ちなみに、途中であの女性の敵が

ちらっと出てきますよ。

まだ若手の初々しいあの御仁です。

まあ、基本変わらないけどね!!

 

そういや外伝読み忘れてたね。

情報見たら追加の情報部分もあるみたいだから

このシリーズ読み終えたら読むね。

 

おしまい