超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【時代は繰り返す】長谷川端訳「太平記」

このブログでは珍しい、古典ですね。この本は抄訳となっており、完全版ではありません。完全版はほかの出版社で出ているのでいつかは読めるといいな。(エネルギーも必要でしょうが)

【忘却探偵、誘拐!!】西尾維新「掟上今日子の色見本」

このシリーズも10冊目に突入。今回はなんと、今日子さんが誘拐されてしまうのです。今日子さんが好きなものを知っているところから見ると本当にやり手で挙句、途方もない身代金を要求してきます。勝ち目はあるのか…

【好奇心が招いた悲劇】スティーヴン・キング「ゴールデンボーイ」

この方の本はどの本もえらく長いです。なので読むのをためらっちゃうでしょう?でもね、なんか一度読んじゃうと手を放してくれない魔力があるんですよ。ただし、扱っているのホラーだけれどもな!!しかも救いのないやつ。

【おしまいの人にならないようにな】アガサ・クリスティー「春にして君を離れ」【再読】

この作品は…タイトルの意味も読み終えたときに理解できると思います。どこまでも救えない作品ですが人はだれしも「ある種の気遣い」ができない人はこうなる運命なのかもしれません…

【変人が抱いた初恋…】高田崇史「QED~flumen~九段坂の春」

このシリーズでは初めての連作短編集となります。貴重なタタルの初恋を描いた作品と彼らがのちに事件に巻き込まれる宿命なのを示唆する表現が出てきます。それときちんと読んでいればある事件の前の時系列も出てきます。(ただしやっぱり胸糞)

【古都の名店、現る】蝉川夏哉「異世界居酒屋『のぶ』五杯目」

様々な仲間も増えてきた「のぶ」。ついに古都の名店の従業員までがこののぶにやってきます。どうやら、その名店の料理長はかつて「神の舌」を持っていたようですが…

【すべての終わり】グレゴリイ・ベンフォード「輝く永遠への航海(下)」

長かったこのシリーズも、いよいよこれでおしまいます。再び人類の前に、にっくきマンティスが姿を現します。だけれどもどうやら今回は様相が違うようですよ…