超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【物量よ。】郡司勇『秘湯、珍湯、怪湯を行く!』

 

おそらく明日も出る予定なので

BCAA水飲み切らないとね。

 

 

 

 

郡司勇『秘湯、珍湯、怪湯を行く!』

秘湯、珍湯、怪湯を行く!
郡司勇

角川書店 2005年09月

by ヨメレバ

 

 

 

 

ただの温泉ガイドじゃない

まあ表紙でも察することは十二分に可能でしょう。

よくある温泉ガイドではございません。

 

タイトルに全く相違のない

そのような温泉がまあ圧倒的物量

情報の暴力(誉め言葉)として出てまいります。

 

いわゆる食べ物系のそれを求める人

ここで回れ右な。

そういう本ではこの本はありません。

断じて!!

 

感想

もうこういう頭の栄養になる本は眼福でしかありません。

(個人の感想です)

 

もう目の付け所がシャ…(爆撃されました)なところが

まずいいのよね。

 

泉質重視でばっちり紹介されているので

施設の外装なんかは重視されていません。

 

あ、レトロ感あふれるところも紹介されているので

そういうのが好きな人には向いていると思いますよ。

 

あとは、温泉の究極の楽しみといっても過言でない(?)

野湯でございます。

読んで字のごとしです。自然にある温泉です。

 

きちんと入るには場合によっては温度が高い場合もあるので

水を入れて調整しなければならない場合もあります。

 

あとはなぜか限定的にしか湯がないという場合(!)もあるので

ㇲかに当たってしまった場合は残念なことになります。

 

もちろん野湯ばかりではなくて

泉質が面白いのも出てきます。

 

その中でとびっきり面白いな!!と思えたものは

アンモニア成分が含まれる温泉。

アンモニア?ええアンモニアです。

と、いうことは臭い?はい、お察しの通りでございます。

 

この本ではその記述は素敵な表現がなされており

「便所臭」だそうです。

…ぐぬぬ、これは行くのに非常に勇気のいりそうな温泉ですな。

私は一応温泉はいるの大好きなのに。

だけれども鼻が少々敏感だからこれはえっつく可能性が…

(施設に失礼だからそういうことはしたくないけど)

 

他には女性にはお勧めの泥湯系統も出てきます。

あくまでも資源は有限だから

この泥を販売できるところは

よほど豊富な要素を持っているのだろうなと

紹介時に感じましたね。

 

おわりに

ここに紹介されている場所は結構行くのに手間のかかる場所が

多いため著者はオフロードバイクでまわるそうで。

一番小回りが利くからね。

 

この本は最新版ではないので

どうやらもうない施設もあるそうです。

そしてあの出来事があったから…

もっと施設はなくなっているんだろうな。

残念です。

 

おしまい