超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【こりゃあムッツリだな!!】村上春樹『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』

 

明日も行かないとダメ?

そして悲報としてヘッドホンの位置設定間違っていて

なかなか耳に負担をかけてたわ。

もう大丈夫だとは思う。

 

 

 

 

村上朝日堂はいかにして鍛えられたか
村上春樹

朝日新聞出版 1997年06月:

by ヨメレバ

 

 

 

 

あらあらまあまあ…

何気に著者はベースケさんだと思うのですよ。

だってある施設に関してそれはそれは真面目に語っているんですもの。

本人はそうでないと思ってるのでしょうが…

 

あとマラソンに関してのコラムもあるよ!!

 

感想

著者は今までのエッセイ作品を読めばわかるでしょうが

猫宅さんでした。残念ながら海外に拠点を移したので

元、になってしまうのですが。

 

かつて飼っていた猫が面白いのよね。

メスのシャム猫。

猫というには???がつくほどに不思議な猫なんですよ。

 

普段一線を引いているはずなのに子供を産むときには

なぜか全力で著者によりかかるという。

そしてなぜか寝言で人語を話す(?)し

催眠術を使って鳥を捕らえる(!)ようでして。

 

基本的にメス猫はそういうの多いです。

ツンとしている割になぜか要所要所甘ポイントがあるの。

うちのお嬢もそうだからね。

まあそうはいってもこいつに関してはただのちょろい猫だけど(笑)

 

ちなみに結構ギリギリなトークをしているものがあります。

ある航空機会社のところに物件の相談に行ったら

ひでぇ対応をされたというお話。

 

そこにヒントになるものがあったけどそれ言っちゃうと

ある程度航空機会社特定できるのよ…

それで行くとある国の航空機会社が出てくるのよね。

それが真かは知らないけどそうならばそういう対応されてもあり得そう。

 

それとある英語の単語に関して。

ちゃんと本文中にも伏字対応しているけど

結構いけない差別用語が出てきます。

この単語が歌詞にあって国内で放送禁止化になっていたケースを

知っているので。

 

ちなみにそういう系統ですが、著者は無知だったがゆえに

ある言葉を書いてしまい、女性から嫌われた過去があります。

本中ではそのワードは出てきません。

 

地域名が地雷だったケースです。

一応関西にはそういうのが色濃く残っており、

以前も言及したことがありますが私の知人がその被害を被ったことがあります。

本当に恥ずべき思想だと思うのですよ。

 

これは本当に胸が痛くなったな…

 

おわりに

一部ちょっと批判を食らう要素(映画のスタッフロール)はあるけど

殆どはなるほど、と思えると思います。

 

あとここでは取り上げませんでしたが髪のお話またあるよ。

マタカミノハナシシテルヨ…

でも2回もあったのね。2回目のはあまりにかわいそうよ、著者。

 

おしまい