超雑読と趣味と

乱数の女神の子らしく、誇らしくありなさい。

【バーン、とな】イーヴリン・E・スミス『ミス・メルヴィルの後悔』【一応再読らしいよ?】

 

お願いだー、雨の時間ずれてー…

悪魔のステッパーやりたくないよー…

(はっきり言って恒常の有酸素のほうがマシ)

 

 

 

 

ミス・メルヴィルの後悔
イーヴリン・E・スミス

早川書房 1989年03月01日

by ヨメレバ

 

 

 

 

プッツンした結果www

あえてこんな煽りな見出しにしてみました。

初の試みかもしれませんねぇ。

 

だって実際に主人公のスーザン・メルヴィルは

住居を買い取ることができず、死を選ぼうとしたものの

そんなみじめな選択肢をさせたマーク・サンダースを

腹いせにスナイプしたんですよ。

 

死にたい人がおおよそすることじゃないから!!

というツッコミはなしということで。

だけれども、どうやら彼、組織のスナイプ対象だったようで。

 

そこからスーザンの生活は一変するのです。

 

感想

まあこの作品、

サラリとした文章で人がバッタバッタと死にます。

この組織のボスは「悪人を抹殺する」という名のもとに

スーザンやほかの人たちにそんな連中の暗殺を依頼するのです。

 

その依頼を伝える役割だったのが

アレックス・テイバーという男性。

何やら彼もいろいろとありそう、というかあるんです。

 

まあ察しのいい読者の皆様だったら

彼の風貌から何らかの事情を察すると思いますよ。

現実にそれはスーザンにとってなかなか

衝撃の出来事として目の前に突き付けられることになります。

 

お金が欲しいのと自らの絵を有名にする

(一応スーザンは美術教師でした)という

なかなかしたたかな理由でスナイパー家業をこなしていくスーザン。

 

時にはかなりのリスクがついて回り

かつてパーティーもぐりをしていた仲間に

不運なことに狙撃の瞬間を目撃されたこともありました。

 

幸いなことに彼女の身分がその犯行を

無実なもとにしてくれましたが

その後しばらくは任務に恐怖を覚えたようで。

 

そしてアレックス君が任務取次ぎを引退するとなったあとに

後任が来るのですがまあまあこのスコルニク氏の

性格のよろしくないこと。

(口癖は殺す)

 

スーザンは腹いせにある異常性癖の人のところに

スコルニクを押っ付けて逃走してしまいます。

(むろんアレックスには大目玉を食らっています)

 

ちなみに、そのあとにこのプッツンミスは

またもや腹いせのバーンをやってのけます。

だけれどもその相手がな…

 

どういうことかはちゃんと読んでな!!

教えたら意味ないし、教えないよ。

 

おわりに

なんだかよく読んでるとこの人プッツンしすぎよ。

しかもよりによっては最後にはな…

 

ただしちゃんと恵まれてるのよね。

人には。

短気すぎたけどな。

 

一応シリーズものなので続きも読むよ。